浴室のカビ取り剤「最強」はコレ!プロが教えるカビ取り洗剤と掃除の手順&カビ予防法
更新日:2023年11月16日 お風呂・浴室クリーニング
お風呂場に発生するカビを効果的に落とすにはどうすれば良いのでしょうか?
また、カビに効果のある洗剤はどのようなものなのでしょうか?
今回の記事では、お風呂場に発生するカビの落とし方と、効果的な洗剤について、以下の見出しで解説します。
お風呂のカビを落とすには?カビ取りの基本的な手順
浴室に発生したカビを効果的に落とすには、カビについてしっかり知っておくことと、カビに効果のある洗剤や、カビの発生するメカニズムについて学習することが大切です。
この項では、カビという汚れがどういうものなのかと、カビ取りの手順について解説します。
カビとは何か?
カビは微生物の一種で、湿度の高い環境や、風通しの悪い暗い場所で繁殖します。
浴室のような湿度の高い環境はカビが発生するのに最適な環境です。
カビは湿度70%以上、室温25℃以上になると活動が活発になり、増殖するスピードが速くなるといわれています。
また、カビが放出する胞子は、健康へのリスクをもたらす可能性があるため、早期の対処が重要です。
お風呂のカビを落とすための基本的な手順
【①浴室の通気】
浴室内の湿気を迅速に排出するために、また、洗剤などの臭いで気分が悪くならないよう、十分な通気を確保しましょう。窓を開けたり、換気扇を利用したりして換気します。
【②カビの発生箇所の特定】
カビが発生しやすい箇所を特定しましょう。カビは、浴槽の隙間、タイルの目地、シャワーカーテン、ゴムパッキン、シャワーヘッドなどに多く発生します。特にゴムパッキンやシャワーヘッド周りはカビの発生が多いです。
【③効果的な洗剤の選択】
カビ取りの洗剤を選ぶ際には、次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)が含まれたカビ取りスプレーが効果的です。次亜塩素酸ナトリウムはカビを除去し、細菌やウイルスも殺菌します。ただし、これらの洗剤を使用する際には必ず換気を確保しましょう。
【④洗浄】
選んだ洗剤を使って、カビの発生箇所を丁寧に洗浄します。硬いブラシやスポンジを使用して、カビをこすり落とします。次亜塩素酸ナトリウムは、塗るだけでは効果が薄いので、ブラシやスポンジでしっかり汚れに刷り込みましょう。汚れがしつこい場合は、しばらくつけおきをしましょう。
【⑤すすぎ&仕上げ】
洗浄が終わったら洗剤をしっかり洗い流します。すすぎが終わったら、カビの再発を防ぐために、ドアやシャワーカーテンについた水滴をしっかり拭き取りましょう。その後は、窓をしばらく開けておくか、浴室乾燥機をかけて水分をしっかり乾かしましょう。
浴室カビ取りのプロが教える”最強のカビ取り剤”とは
浴室のカビをキレイにするには、次亜塩素ナトリウムなどの洗剤を使ってカビを殺菌・漂白する必要があります。
この章では、浴室のカビ取りのプロであるおそうじ革命スタッフが、実際に使用して「使いやすい」「効果があった」と感じる”最強の”カビ取り洗剤をご紹介します。
最強はチューブタイプ
最も効果の高いカビ取り用洗剤は、チューブタイプのものです。
チューブタイプのカビ取り剤には、粘度の極めて高い次亜塩素ナトリウムが封入されています。
頑固なカビ汚れの上から、歯磨き粉のように次亜塩素ナトリウムを塗ることができますし、粘度が高いので長時間つけおきすることも可能です。
ただし、量があまり多くないことと、広範囲をお掃除するのには向いていないので、通常のお掃除で落としきれなかったカビに使用されることが多いです。
超定番”カビキラー”
カビキラーはジョンソン株式会社から発売されているカビ取り洗剤で、1982年発売から40年以上もセールスを記録している、カビ取り洗剤の大定番商品です。
カビキラーはスプレーボトルに入っており、噴射すると泡になるため、広範囲に発生したカビをまんべんなくお掃除したい時に便利です。
カビキラーの泡をカビに噴射したあと、ブラシなどで擦って汚れに刷り込んであげると、効果をさらに引き出すことができます。
塩素洗剤は取り扱いに要注意
次亜塩素ナトリウムは非常に強い殺菌効果を持っています。
が、それは裏を返すと、人の体にもあまりよくない成分ということでもあります。
揮発した次亜塩素ナトリウムを長時間吸引すると、気分が悪くなることがあります。また、肌に触れると炎症が起こることも。
さらに、酸性洗剤と混ぜると強力な有毒ガスが発生するので、取り扱いには十分注意しましょう。
カビ取り剤を使うときは、
・手袋をする(必要であればゴーグルも)
・換気を必ずする
・他の洗剤と混ぜない
上記を必ず遵守してください。
その他、洗剤に記載されている注意事項は絶対守るようにしましょう。
お風呂のカビ予防法
夏場などはカビの活動が活発になりますので、ほっておくとすぐにお風呂がカビだらけになってしまいます。
カビが生えるたびに、本格的なお掃除をするのは骨が折れますので、お掃除の手間を減らすには、日頃からカビが生えにくいように対策をすることがとても大切です。
この章では、浴室のカビの予防方法について解説します。
浴室のカビ予防法①通気
お風呂の後、窓を開けたり、換気扇を回すなどして換気をし、新鮮な空気を取り入れます。これにより、湿気が溜まらないようにし、カビの繁殖を抑えます。
浴室のカビ予防法②ドアやカーテンを開けておく
シャワーカーテンや浴室のドアを開けておいて、湿気を逃がしましょう。
湿気がこもらないようにすることで、カビの発生を防ぎます。
浴室のカビ予防法③水滴の拭き取り
シャワーの後、水滴をタオルや雑巾で拭き取り、浴室内の湿度を下げます。
体を拭くのに使ったバスタオルを使ったり、100円ショップなどで売られている水切り(スクイジー)などを活用すると楽です。
浴室のカビ予防法④定期的な掃除
定期的な浴室の掃除を行い、カビの再発を防ぎましょう。
日頃のお手入れは、カビが発生しやすい箇所のみをお掃除し、大掃除の際にお風呂場全体をお掃除するようにするのが楽です。
浴室のカビ予防法⑤シャワーカーテンの洗濯
シャワーカーテンは洗濯機で洗えます。定期的に洗濯して清潔を保ちましょう。
ただし、カーテンが洗濯機の隙間に挟まったり、排水口をふさいでしまうことがあるので、以下の手順を守って洗濯しましょう。
①洗濯の前に、次亜塩素酸ナトリウムを100倍程度に薄めた溶液にカーテンを浸し、1時間ほどつけおきしましょう。浴槽を使うと便利です。
②カーテンを蛇腹状(ハリセンのような形)に畳んでネットに入れ、洗濯機に入れます。
③洗濯機に洗剤を投入し、通常モードで運転します。
④洗濯が終わったカーテンを取り出し、水気を拭き取ってお風呂場に戻します。
⑤窓を開けるか、浴室乾燥機をかけてシャワーカーテンの水分を完全に乾かします。
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