外壁塗装 シーリング 2
更新日:2025年02月08日 その他コラム
今回は、外壁塗装の続きです。前回は、外壁の大事な役割を果しているシーリングについて、載せましたが、今回はその続きで、シーリング交換について載せていきます。
シーリング(コーキング)、電気のシーリングではありませんよ。(笑)このシーリング、家の外壁のどこについているものなの?すぐにできるの?と疑問があるかもです。前回の外壁塗装のブログで説明した通り、外壁と外壁の間、すきまを埋める役割なのがシーリングなのですが、経年劣化で弾力がありクッションの役割があるはずなのが、硬くなってしまっている、あるいは剥がれしまっているのは、役割を果していない状態と言えます。我が家の外壁は全面的に、そんな感じのシーリングでした。当初は一部剥がれてしまっている部分だけ剥がしてシーリング交換すればいいかな?と楽観視していました。でも結局はほぼ、全交換しました????
どこについているかというとほんと、よくみると 上部は屋根の下のところ、軒天のところから、下は、基礎の上のところまで、家の上から下までずっと縦横にうってあるんですね。気が遠くなる・・・(上の写真 黄色い線の箇所 分かりにくくてスミマセン)
シーリングは、施工方法には二種類あるんですね。私が行った全部、剥がして新しいシーリングを打つ、「打ち換え」 それに対して、既存のシーリングの上に、新しいシーリンングをかな寝て打つ、「増し打ち」っていう施工があるんですよ。私が行った打ち換えは、我が家のようにすでに役割を果しているかビミョウな古いシーリングにはこの方法を採用します。一方、増し打ちは、それほど劣化が進んでいないシーリングに適しているのかもしれません。メリットは、剥がす手間が省けて 短時間で施工でき、業者さんに頼むと低予算で施工できるというメリットがあります。しかしデメリットは、打ち換えに比べ、耐久力が低下、すぐに?数年したら、はがれてしまうということです。もちろん、シーリングの表面はしっかり洗浄、キレイな状態で、接着剤(プライマー)を塗ってから行うのですが、やはりはがれてしまう時期は早まってしまうようです。どちらを選択するかは、お客さん次第ですがね。私はがんばってやって、すぐに剥がれたんではがっかりなので、時間をかけて、腕が筋肉痛になっても頑張って打ち換えを選択しました。(これは全行程の中で一番時間がかかり疲労しました????)
ここでざっくり、シーリング打ち換えの工程を紹介します。
打ち換え
1 既存シーリングの除去 カッターで切除
2 養生 シーリング剤が外壁材につかないように養生テープかマスキングテープをして周辺の保護
3 プライマー(接着剤)を塗布し、時間を置く
4 シーリング剤を注入する コーキングガン使用
5 ヘラで表面を平らにする
6 マスキングテープをゆっくり剥がす 時間がたつとシーリングが固まってきてしまうのですぐに剥がす
増し打ち
1 既存シーリングの表面の汚れ除去 これ以降の工程は 打ち換えと同様です。
やはり条件としては、既存のシーリングが、剥がれ、ひび割れしていない、比較的キレイな状態を保っていること これが条件と言えます。
あくまで、既存のシーリングの保護、強化という意味で行うもののようです。
さて、初めてみたものの、これが某YouTube動画のようにはいかない、いかない???? しっかり、すっきりシーリングが切れないんですよね、これがずっとやっていってやっとコツをつかむというか、はじめのころは、スッとは切れず、ほぼ引きちぎる?様な感じで散々でした。約2mほどの長さを除去するのに午前中いっぱいかかったりして????イメージしていたようにはなかなかいかず。上の写真のように高所(我が家は地上から約4m)にもシーリング(黄色で表示)があるので、はじめは非常に怖かったです。左上の写真のこの足場(高さ約2mないくらい)には感謝です。
まずはこのシーリング除去、家の周りをずっと一周する、これをやっていき、約5か月!?かかっちゃいました。冬にはじめた外壁塗装、気づけば7月、猛暑に突入してました。まあ、この年は4,5月からずっと暑く、記録的猛暑!そんな年でしたね。かなり汗をかくことができました(笑)