エアコンで体調不良に！？その原因とは?

近年、熱中症による救急搬送が増えていますよね。意外ですが、その約4割が室内で起きているものだそうです。屋外での運動や作業中の熱中症対策はもちろん必要ですが、室内でも油断してはいけません。室内でも熱中症に注意しなければいけない昨今ですが、エアコンの効いた室内でも体調が優れないなと思ったことはありませんか? 実はその原因、エアコンの汚れによるものかもしれません!
 

エアコンは吸い込んだ室内の空気を冷却し、もう一度室内に送ることによって涼しくなるという仕組みです。そのため、室内の空気が汚れていると、空気中の汚れも一緒に吸い込んでしまいます。主にホコリやカビ、タバコの煙に含まれる物質などもエアコン内部に溜まっていきます。その汚れが内部で結露した水と混ざることによって、不快なニオイを発生させてしまいます。

特にタバコの煙は、空気中に漂うためエアコンが吸い込みやすいです。ニオイも発生させやすく健康に悪影響が出る可能性もあるため、タバコを吸われる方はこまめにフィルターのお掃除やクリーニングを依頼されることをおススメします。

タバコ以外にも健康問題を引き起こしやすいのがカビです。カビは、成長することによって胞子を放出します。この胞子が人体に入り込むことによって、全身のだるさや発熱、じんましん、のどの痛みなどのアレルギー症状を引き起こします。エアコンを多く使う6~8月に体調を崩しやすい方は、もしかするとカビの胞子が原因かもしれません。

タバコの煙やカビだけではなく、エアコンから吹き出すその他のニオイも雑菌や汚れがエアコン内部に溜まっているサインです。エアコンのニオイが気になる方は、一度エアコンクリーニングを依頼されることをおススメします!