エアコンのお手入れは必要?
更新日:2024年05月04日
お掃除機能付きエアコンも清掃が必要? 今回は一般のエアコンとお掃除機能付きエアコンの特徴やそのメリット・デメリットなどをお話ししたいと思います。
これから夏本番を迎え日ごとに蒸し暑くなってきます。最近ではエアコン自体に自動でフィルターをキレイにしてくれるお掃除機能が付いているエアコンが多数販売されています。お掃除機能付きエアコンは、エアコンの中に掃除機が付いているイメージをして頂くとわかりやすいと思います。フィルターについたゴミやほこりをファンを使ってダストボックスで自動で送りこんでくれます。そのため一見清掃作業は必要ないように思えます。ただ、一般のエアコンと大きさが変わらない中に自動で吸塵するためのロボットを埋め込んであるため、構造的に空間が狭くホコリやカビがたまりやすい製品ということも言えます。また、お掃除機能付きのエアコンは万能ではなく、油汚れやタバコのヤニ汚れは落とせません。
本記事では、お掃除機能付きエアコンや一般のエアコンが清掃作業が必要なのかどうかについて取り上げてお話ししたいと思います。
エアコンの「お掃除機能付き」とは?
お掃除機能付きエアコンの仕組み
お掃除機能付きのエアコンは、フィルター表面をお掃除ユニット が往復し、ホコリをひとまとめにして排出する仕組みになっています。ホコリを排出する方法は、大きく分けて2つあります。
ホースや排気装置を使って、たまったホコリを屋外に排出する
ホコリをエアコン内部のダストボックスにため、ゴミの日などに捨てる
では、一部の日常メンテナンスとはなんでしょうか?簡単にいうとエアコン内部のフィルターについたホコリ自動的に排出しダストボックスに取りためてくれます。そのためダストボックスにほこりはある程度溜まりますが、殆どのエアコンの場合ダストボックス自体エアコンを分解しないと取り外すことはできません。(一部には壁の配管から外部にほこりを排出できるタイプがあるようです)
つまりお掃除機能付きのエアコンは、運転停止時にリモコンにより清掃作業を選択する事で作動し、内部のお掃除ユニットがフィルターを通過することでエアコンのフィルターをクリーニングしてくれる機能です。
エアコン清掃は必要?
エアコン外観で見て黒い点が吹き出し口付近についていればまずエアコンの洗浄が必要です。答えは菌なんですね。エアコンは内部の冷媒を温めたり冷やしたりして室内の温度を適温に調整します。その時水が発生します。室外にあるエアコン室外機付近を見て頂くと水が流れでているのが分かります。その水分により菌が繁殖している状態で洗浄は早めに行った方がいいでしょう。菌の含まれた空気を知らず知らずの間に呼吸として吸ってしまっています。
また、外観的には菌はなさそうな場合、エアコン内部に付着した汚れは見えにくいため、「エアコンクリーニングって本当に必要なの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、エアコン内部は先ほど述べたように水が発生したり熱を吸収したり、外からホコリや汚れを吸い込んでしまったりして汚れが溜まりやすい上にカビが繁殖しやすいため定期的な清掃をお勧めいたします。おそうじ革命茨木彩都店ではそうしたエアコンの診断もさせて頂きますので、製造年月から5年を過ぎているエアコンをお使いの場合一度相談してみてください。
エアコンが汚れる原因は以下の3点が中心です。
❶冷房稼働時に結露が発生
❷機能的にホコリを吸い込む設備
❸カビが発生・増殖しやすい環境
では、理由をご説明いたします。夏場に冷房運転をすると室内の熱い熱を吸い込んで熱を逃がす事で室内に冷たい空気を戻します。その時エアコンの内部では結露が発生します。夏の暑い日にギンギンに冷えたビールをジョッキにそそぐとビールジョッキに水滴がたくさんいつの間にか付いていますよね。エアコン内部ではその現象が常に発生しています。外側からは見えないので結露している事をしらない方もおられると思いますがエアコン室外機の横に小さなフォースからその水滴が放出されています。また、内部が濡れた状態になっているためそのまま結露を放置すると、カビや菌が発生します。
また、エアコンは、室内の熱い空気を吸い込み冷たくして部屋に戻すと言いましたが室内の空気を吸い込むとき、室内のホコリや汚れも一緒に吸い込みフィルターや送風ファンにホコリが付着してしまいます。特に気温・湿度ともに高い梅雨から夏の時期にかけては、カビが繁殖しやすく、カビはホコリや汚れの中に含まれるたんぱく質をエサにするため、エアコン内部の汚れもカビ発生・増殖の原因となります。これはお掃除機能付きのエアコンでも同じ事が発生します。お掃除機能はあくまでフィルター上のほこりやゴミを自動で吸収してくれる、機能にすぎません。そして、エアコンの内部クリーン機能は、冷房使用時にエアコン内部で発生する結露水を乾燥させてカビや雑菌の増殖を抑える機能であるため、カビや雑菌の増殖をある程度抑制することはできるものの、カビなどは空気中に漂っているので発生を完全に防ぐことは難しいのが現状です。
エアコンクリーニングとは?
では、エアコンクリーニングによって、どんな効果が期待できるのでしょうか?
得られる期待効果
①汚れ落としとともにカビや雑菌を除去
②エアコンの効きが良くなる(社内テストでは約20%ほど風力が上がっています)
③汚れによる故障や水漏れトラブルを回避
④電気代を抑えられる
⑤タバコなどのエアコンから発生するいやな臭いの改善
前述の通りエアコン内部は汚れカビや雑菌の大好きな環境です。おそうじ革命茨木彩都店ではエアコンクリーニング専用の掃除道具や洗剤を使用し、汚れだけでなくカビや雑菌も一掃できます。ホコリやカビはアレルギーを引き起こすアレルゲン物質でもあるので、エアコンクリーニングはアレルギー対策にもなると言えるでしょう。もちろんお掃除機能付きのエアコンも同様です。
そして2つ目はエアコンの効きが良くなることです。新品同様まで殆どのケースでは汚れが落ちますので、風力が2割ほど向上します。これはエアコンの熱い空気の吸引力、熱交換の効率のアップ(熱い熱を冷たくする)や調整した空気を吹き出す力が強くなることで、エアコンが効きやすくなります。エアコン内部をキレイに掃除すると事によって運転効率が上がります。社内で風量計での計測では約2割ほど風力がアップしました。
3つ目は、故障や水漏れトラブルなどの回避です。エアコン内部にホコリなどの汚れが溜まっているとエアコンに負荷がかかり、故障しやすくなってしまいます。エアコンクリーニングをすることでエアコンへの負荷が軽減され、故障や水漏れトラブルも起きにくくなり電気代を抑えられることです。ほこりなどが取り除かれ効率的に空気を冷やす事ができる事で、エアコンに負担がかからなくなり効率的な空気循環を実現します。なかなかお部屋が冷えないなど、必要以上に風量を強めたり温度を下げたりする必要がなくなり室内が快適になる一方で、電気代は安くなるでしょう。
そして、最後が一番影響が大きい方も多いと思います。エアコンのニオイの改善です。ニオイの原因の大半はエアコン内部の汚れやカビ・雑菌です。最近ではペットと一緒に暮らす方も増えています。そうした物から発生し、蓄積された匂いの元を除去するので、汚れなどによって生じていた不快なニオイも軽減されます。
ただ、構造が複雑でご自身でやるには少し難易度が高い作業となるでしょう。エアコン洗浄は水を使う反面、電気回路やたくさんのモータなどを使用しています。故障の原因にもなりますので、必要な場合おそうじ革命茨木彩都店にご連絡ください。
https://www.osoujikakumei.jp/ibaraki_saito/
エア清掃の頻度と依頼時期
基本的に、エアコン清掃は年1回くらい行うことが望ましいと言われています。前述の通り吹き出し口や風向きルーバーに黒い点々がある場合や、エアコンから異臭が吹き出る場合は、エアコン内部でカビが増殖している可能性が高いため、すぐにエアコンクリーニングを依頼してください。依頼時期は、春と秋がオススメです。春と秋はエアコン清掃の閑散期で予約が取りやすい上、割引している事業者も多いです。エアコンをフル稼働させる時期が到来する前にエアコンクリーニングをしておくと、使用したいときにすぐに使えます。おそうじ革命茨木彩都店でも2024年6月よりエアコンを含めたキャンペーンを実施いたします。是非おやすくご活用ください。
最後に、ご自分でできるエアコンメンテナンスについて
最後にエアコンはご家庭の中では高価な設備です。キレイな状態をなるべく長く保つために、日頃からご自身でできるメンテナンス方法をご紹介いたします。どれも簡単にできるので日々の生活の中で試してみてください。
まず、簡単で効果が大きいのがフィルターの掃除です。フィルターをこまめ掃除機などで掃除してエアコン内部のホコリを取り除きましょう。掃除機でホコリを吸い取ってからフィルターを本体から外しましょう。裏面から汚れを押し出すようにシャワーで水洗いします。最新式のエアコンをお使いの場合フィルターが破れやすい機種なども多く存在しますので、ブラシを使う際などは優しくこすり落としましょう。タオルで水気を拭き取りしっかり乾燥させたら、元通りにセッティングして完了です。2つめは、エアコン表面の掃除です。エアコン上部やフロントパネル、吹き出し口などのプラスチック部分をよく絞ったタオルなどで水拭きしてください。洗剤を使用すると故障の原因になるので、水拭きのみで済ませましょう。
そして、冷房を使った後にも一工夫するだけでエアコンの寿命は大きく変わります。冷房使用後はエアコン内部に結露が発生して高湿度になり、カビが繁殖しやすい状態になります。内部クリーンや送風運転をすることで、一定時間稼働させることで結露を乾燥させてカビの繁殖を抑制します。また、部屋の換気もカビ対策に繋がります。カビは汚れやホコリを栄養として繁殖するため、窓を開けて換気することで部屋のホコリを外に追い出します。窓を開けられないときは、換気扇を回すことをオススメします。
ご不明な点やそれも含めてやってほしい場合、ご遠慮なくおそうじ革命茨木彩都店へご連絡ください。
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