【園長先生の決断と経営者との葛藤】エアコン清掃吹田市の幼稚園での事例
更新日:2025年04月09日
園長の決断と限られた予算との葛藤
吹田市の幼稚園には3歳から小学校入学前の6歳までのお子さん達がたくさん通われている。発育途上の園児たちの中には体の弱い子やアレルギーをお持ちのお子様など様々な状況の方が通われている。清潔に保つために施設は入念にアルコール消毒が頻繁にされています。ところが、園長がエアコンの風に触れた時吹き出す風に少し違和感を感じる風を顔に受けられた。いつもより風の勢いが弱く、風が湿っぽくかすかにカビのような臭いがする。
「なんだかおかしいな……。」
今回エアコンクリーニングのきっかけとなった出来事だった。風の臭いが気になった園長は施設の管理を担当する職員を呼んで風から感じる違和感について話愛を行われました。
施設の管理担当者は「気になってはいたんですが、フィルターの掃除をすれば大丈夫かと思っていました。」
とエアコンのフィルターだけを掃除をされていました。しかし、フィルター清掃された後の本日も風のがカビの臭いがする事が園長フィルターだけの原因だけではないのではないか?との不安は消えなかったようです。もし、エアコンの風が原因で子どもたちの健康に影響が出たら大変なので根本原因を探る指示を施設の管理担当者にしたそうです。それと並行して園長はすぐに経営オーナーと話し合ったが、清掃には費用がかかるためすぐエアコンクリーニングを行う事については決定できなかったそうです。
それから数日後園児の何人かが咳をし始め涙を流している子どももいたそうです。最初は夏風邪かと思われていたが日に日に体調を崩す子どもが増えていき保護者からの問い合わせも増え先生たちも心配し始めた。
「これは間違いなくエアコンの影響だ!!」
園長と施設を管理する職員で再び話し合い、クリーニング業者に調査を依頼することを決めたそうです。点検した結果内部にカビが繁殖し吹き出し口には大量のホコリが溜まっていることが判明した。エアコンは室内の空気を取り込み冷却して室内に戻す風の循環装置でもあるので、このままでは、汚れた空気が幼稚園中に広がってしまう事を懸念し、できる限り早めに清掃を行うことがが必要だと判断したそうですが、経営陣はすぐには同意しなかったそうです。
子供の健康と費用の捻出との闘い
問題は予算が厳しいということでした。幼稚園の全てのエアコンを掃除するとなるとかなりの費用がかかります。しかし、そのまま放置すれば園児の体調に影響が出る、この2つの難しい問題を園長、オーナー、施設管理担当者で何度にもわたり議論されたそうです。
園長は、「様子を見ている間にさらに多くの子供たちが体調を崩したらどうするんですか? すでに咳や微熱を訴える園児が増え、体調を崩す子が後を絶ちません。大きな問題になる前に対処すべきです。」と話し、経営陣の説得を行ったそうですが、経営陣はすぐには決断できなかったそうです。結局まずは2階建てのフロアの2階部分だけエアコンクリーニングしてみる事にすることになったそうです。
おそうじ革命茨木彩都店のスタッフが作業を進めると驚くべきことが分かった。エアコンの内部の熱交換器や風の吹出し口にはホコリやカビだけでなく何年も放置されていた汚れがびっしりとこびりついていたのです。これでは子供たちが体調を崩すのも理解できますね、と話が展開していきぜ幼稚園全体のエアコンクリーニングを行う意思決定が行われたそうです。
清掃が終わった後、エアコンから出る風の勢いが強くなり、空気に含まれていたカビの臭いなどは消えて澄んでいました。数日経過した時点では、園児たちの咳をする人数も減り、やはりエアコンの風が原因だったのだと先生たちも安心した表情を浮かべたそうです。
空気は目には見ることはできないけれど、その清浄さ、清潔さが子どもたちの発育に大きな影響を与える事を学ぶ機会にもなったそうです。迷われながらもこの決断を下した経営者の姿勢に、園内の職員や園児の親御さんたちは深く感謝されたそうです。園長は今回の一連のエアコンクリーニングに関わる出来事を報告書にまとめながら、これはただの設備の問題なのか、それとも幼稚園の管理体制全体を見直す必要があるのかを何度も考えるきっかけとなり、毎年半分(2年1サイクル)の台数を清掃する管理体制を変更して定期的に予算に組込む決断をされたそうです。
お子様が闊達に発育して心も体も充実した幼稚園ライフを送って頂けるようにサポートできるように精一杯ご支援してまいりたいと思います。ありがとうございました。