やってはいけない省エネ対策!? プロが教える正しい夏のエアコン節電術
更新日:2025年07月30日 ご家庭向け
こんにちは、おそうじ革命草津青地店の池田です。
今日は「エアコンの省エネ方法」について、最新情報をまとめてご紹介します!
❌ 室外機に水をかけるのはNG!
「暑いから水をかけて冷やしたらいいんじゃないの?」
でも、メーカー(ダイキン)の公式見解によると…
「水を室外機にかけるのは故障の原因になります。お控えください。」
確かに室外機は雨に濡れても問題ないように設計されていますが、ホースなどで意図的に水をかけると電子部品にダメージを与える可能性があります。
✅ すだれで日差し対策 → 効果あり!
直射日光が室外機に当たると、それだけで周囲の温度が上がり、冷却効率が落ちてしまいます。
すだれや日よけを適切に設置することで、周囲の温度を下げて省エネ効果が期待できます。
ただし注意点が1つ:
「すだれは室外機から1mほど離して設置。風通しを妨げないのがポイント!」
✅ 室外機の周囲をスッキリ!
エアコンの熱を効率よく逃すためには、室外機の周囲にモノを置かないことが大切です。
特に「段ボール」「植木鉢」「洗濯物」など、つい置いてしまいがちな物が、放熱の妨げになります。
✅ つけっぱなし vs こまめに消す?
ちょっとした外出(30分程度)なら、電源を切るよりも「つけっぱなし」の方が省エネになるという実験結果も。
頻繁なON/OFFは、逆に電力を消費しやすいので要注意です。
✅ 風量を上げて体感温度を下げよう
設定温度を下げるよりも、風量を上げた方が体感温度は下がります。
しかも、室外機への負荷も軽くなるため、消費電力を抑えるにはおすすめです。
✅ フィルター掃除で「48.9%」の省エネ!
フィルターを1年間掃除しないと、消費電力が25%以上ムダになるというデータがあります。
さらに、3年分のホコリを除去すれば、48.9%の電力削減も可能という調査結果も!
→ 2週間に1回の掃除が理想です。
<まとめ>
エアコンの使い方を少し見直すだけで、夏の電気代はしっかり抑えられます。
ただし、「なんとなく効きそう」でやってしまう対策(室外機への散水など)はNG!
ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考にしてくださいね。
<参考記事>
RSK山陽放送「室外機に“水”をかけたら涼しくなる?“すだれ”は?メーカーに聞いてみた」