祭りの灯りと、地域の絆について想うこと
公開日:2025年09月15日
更新日:2025年09月16日
更新日:2025年09月16日
秋の気配がようやくそこまで来ている感じの週末、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は今住んでいる地域の秋祭りに参加させていただきました。 夜には太鼓の音が響き渡り、東京音頭の輪には、子どもからご年配の方、外国の方までが加わり、楽しそうに踊る姿が印象的でした。翌日には子ども神輿が、最終日には多くの大人たちが担ぐ重厚な大神輿が町を練り歩き、その熱気と活気に、私は深く心を動かされました。
その一方で、私の脳裏には生まれ育った故郷の風景が浮かんでいました。 私の故郷の周辺地域では、人口の減少とともに神輿の担ぎ手が年々少なくなり、今では神輿を出すことすらできなくなった、という寂しい話を聞きます。
地域の人々の心を一つにし、絆を深めてきた伝統の灯りが、少しずつ消えようとしている。その現実に、私は何だか寂しい思いがいたしました。
だからこそ、私は強く思うのです。
この奈良吉野という素晴らしい地域で、私は「お掃除」を通じて皆様の暮らしに寄り添いたい。お祭りのように大きなことはできなくとも、一人ひとりのお客様との対話を通じて絆を深め、最高の笑顔をお届けしたい。
この地域になくてはならない、太陽のような存在になる。 週末の祭りの灯りを見上げながら、私は心に固くそう誓いました。
11月27日のオープンに向け、皆様にお会いできる日を心から楽しみにしております。