うるさらの加湿機能を真面目に考えたら、ちょっと面白いことに気づいた
公開日:2026/08/20
更新日:2026/08/20
こんにちは!
おそうじ革命 西東京保谷店です。
先日、エアコン屋さんと話していて、ダイキンの「うるさら」の話題になりました。
うるさらといえば、給水タンクに水を入れなくても加湿できる「うるる加湿」が特徴のひとつ。
「給水なしで加湿できるって面白い仕組みですよね」
なんて話をしていたんですが、改めて公式の仕様を見ていると……
ちょっと気になるところがありました。
■ うるる加湿は「外の空気」から水分を持ってくる
まず、うるさらの加湿機能について。
ダイキンの公式説明によると、うるる加湿は屋外の空気中にある水分を取り込んで、室内を加湿する仕組みです。
一般的な加湿器のようにタンクへ水を入れる必要がないのが大きな特徴です。
ダイキンも「冬の乾燥に、給水いらずのうるおい加湿」として、この機能を紹介しています。
つまり、
冬の乾燥対策のための加湿機能
というわけです。
■ ところが、公式の注意書きを見てみると……
ここからが今回の話です。
ダイキンの公式ページには、うるる加湿について、
「外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません」
と記載されています。
さらに、外気の湿度が低くなるほど加湿量も低下すると説明されています。
もちろん、これは機能の特性として当然のこと。
外の空気から水分を取り込む仕組みなのですから、そもそも外に水分が少なければ、取り込める水分も少なくなります。
理屈としては非常に分かりやすい。
……分かりやすいんですが。
■ ちょっと待ってください
ここで、エアコン屋さんとの会話が変な方向に進みました。
冬って、
「乾燥するから加湿したい!」
ってなりますよね。
でも、冬は外の空気そのものが乾燥しています。
そして、うるる加湿は外の空気中の水分を使います。
つまり、
加湿したい冬ほど、外の水分が少ない。
もちろん、外気湿度が20%以下になる状況ばかりではありません。
うるる加湿が冬の乾燥対策として機能すること自体は、ダイキン公式でも案内されています。
ただ、
「外の水分を利用する」という仕組みを考えていると、
なんとも面白い関係だな……
と思ってしまいました。
■ じゃあ、夏はどうなんだ?
そして季節を逆にして考えてみます。
夏。
梅雨。
雨。
湿度。
ジメジメ。
外の空気には水分がたっぷりあります。
つまり、
外から水分を持ってくるという意味では、かなり条件が良さそうです。
そこでエアコン屋さんとの会話。
「冬は乾燥してるから加湿したいのに、外の水分は少ない」
「夏は外の水分たっぷりですよね」
「……」
「うるさらさん、夏こそ加湿機能の本領発揮じゃないですか!!」
という話になりました(笑)
もちろん、
夏に加湿したいわけではありません。
むしろ夏は、
「湿気いらん!」
「除湿してくれ!」
という季節です。
■ そして、取り付ける側にはもう一つの話がある
ここで終われば、ただのエアコン雑談です。
ところが、エアコン屋さんと話していて、もう一つ面白い話が出てきました。
うるさらの加湿機能に関わる部分は、室外機側にあります。
そして、その部分は取り外すことができます。
エアコン屋さんから聞いた話では、
その加湿ユニットを外すと、かなりの重量差が出る。
目安として約15kgほど。
つまり、取り付ける側からすると、
加湿機能が付いている状態では、その分だけ重い室外機を運ぶことになる。
これがまた面白い。
■ ユーザー目線と施工側の目線
ユーザーから見ると、
「給水なしで加湿できる!」
という、とても便利な機能。
一方、取り付ける側から見ると、
「その便利な機能、室外機に入ってるんですよね……」
となります。
しかも、その分だけ重量が増える。
もちろん、これは「だからうるさらはダメ」という話ではありません。
給水なしで加湿できることは、うるさらの大きな特徴です。
ただ、エアコンを取り付ける側からすると、
便利な機能には、運ぶ人の負担という別の側面もある。
ということですね(笑)
■ ここまでを全部まとめると……
今回、エアコン屋さんと話していて出てきた話をまとめると、
冬
乾燥している。
↓
加湿したい。
↓
でも、うるる加湿は外の空気中の水分を利用する。
↓
外気の湿度が低すぎると加湿運転できない。
夏
外の空気は湿っている。
↓
水分はたっぷり。
↓
うるる加湿的には水分を取り込みやすそう。
↓
でも、
夏に加湿はいらない(笑)
そして取り付け
便利な加湿機能を搭載。
↓
室外機側に機構がある。
↓
取り外すと約15kgほど軽くなるという話。
↓
取り付ける人は、その分も運ぶ(笑)
■ うるさらは「面白いエアコン」
ここまで書くと、なんだかうるさらをイジっているように見えるかもしれません(笑)
でも、個人的にはむしろ逆です。
普通のエアコンなら、
「冷やす」
「暖める」
くらいしか意識しません。
ところが、うるさらには、
外の空気から水分を取り込んで加湿する
という、かなり特徴的な仕組みがあります。
その仕組みを調べていくと、
「外の湿度って関係するんだ」
「そう考えると夏って水分いっぱいだな」
「でも夏に加湿はいらないな」
「しかも取り付ける側は重いんだな」
と、いろいろな話が出てきました。
■ エアコンは、知れば知るほど奥が深い
今回の話は、
「うるさらの加湿機能は冬に使えない」
という話ではありません。
また、
「夏に加湿機能を使った方がいい」
という話でもありません。
あくまで、
「外気中の水分を利用して加湿する」という仕組みを真面目に考えていたら、ちょっと面白いことに気づいた。
という、エアコン屋さんとの雑談です。
エアコンクリーニングの仕事をしていると、こういう機械の仕組みに触れる機会も増えてきます。
普段何気なく使っているエアコンも、仕組みを知ると意外と面白いものですよ。
そして、うるさらを購入する皆さん。
便利な加湿機能の裏側で、
その室外機を運んでいる人がいることも、たまには思い出してあげてください(笑)