エアコンってなんで冷えるの?なんでカビるの?プロだからわかるエアコンの仕組みを徹底解説!
街中どこでも桜吹雪がすごいです。
先日、中目黒の駅前をいつものバイクで通ってものすごい人の数に圧倒されました。いつもの中目が入場規制とは...
みなさんテレビで話題になっている「目黒川の桜」を見にいらっしゃってるんですね。
これから行く予定の方は代官山で降りて歩いて行ったほうが早いと思います。笑
そんなこんなで空室クリーニング中に福山雅治さんの「桜坂」が頭から離れなくなってしまったおそうじ革命渋谷広尾店の小松崎です。
そんな空室クリーニング中ですが、入居者さんのことをちゃんと考えている大家さんは「エアコン清掃も同時によろしくっ!」と言っていただくことが多々あります。
そんな大家さんの心意気に応えたいがゆえに、空室クリーニングと同時注文の場合は全機種20%OFFにて作業しております!
しかしエアコンってなんでカビるのかご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
という事で今日はエアコンの仕組みやカビの原因を理解し、汚れ予防のご提案を致します!
①エアコンの仕組み
科学のお話になりますが、「気圧が上がると温度が上がる」「熱いものの熱は冷たいものに奪われる」という原則があります。この自然界の原則を応用したものがエアコンです。
詳しく解説すると、エアコンの熱交換器にはガスが入っています。
そのガスを室外機にある圧縮機で圧力調整して高温化→室外機の熱交換器で熱を放射→放圧し低温化したガスを室内へ→ファンによってかき集められた室内の空気の熱を奪って室外機へ
といった流れです。熱交換器は下の画像にあるウネウネした奴です。効率的な熱の移動を促すための表面積を稼ぐ必要があるのでこんな形をしています。
とっても簡単に言うと、「色々あってこの熱交換器が熱くなったり冷たくなったりするから部屋の温度を調整できるのだ!」と思ってください。
②なぜカビるの?
夏場に冷たい飲み物を部屋に置いていると回りが濡れていたという経験がありますよね?暖房の利いた冬場の窓ガラスに水滴がついている事も珍しくありません。
これ空気中の水蒸気が冷やされて水になった「結露」という自然現象なのですが、エアコンにも全く同じことが起こっているのです。
さらにエアコンには空気を集める力がありますよね。空気中には見えない菌やカビの胞子が飛んでいます。
その菌や胞子に水を与え続けるとどうなりますか?
そうです。夏場のクーラーは、せっせとカビを作るための機械になってしまっているのです。
逆に暖房時はエアコン内部が乾燥しているのでカビの発生を抑制する効果があるんですね。
③じゃあどうしたらいいの?
ご家庭でできる対策はフィルターをまめに掃除する!以上です。
フィルターの裏からシャワーで水を流すだけで大丈夫です。
内部も自分で掃除したいっ!という方の気持ちはわかります。
しかしエアコン内部の洗浄はあの「ウネウネ」や「ファン」の奥に直接薬剤と清潔な水を当てて流さないと意味がありません。スプレーでシューっとしても表面だけですので完全にカビを除去できるという事はありません。
「ウチにはケ〇ヒャー(家庭用高圧洗浄機)がある!」という方、絶対ダメです。熱交換器は熱伝導率が良いアルミを使用しており、薄くて脆いので普通の高圧洗浄機ではすぐに故障します。水の量も多すぎるので電気系統が水浸しになってしまい故障します。
他の記事では家庭でできるようプロの技を惜しみなく公開しておりますが、エアコンだけは本当に仕組みを理解したプロに任せたほうが経済的です。「未熟な掃除屋さん」や、クリーニング専門でない「にわか業者」が年に何台も故障させている事実もあります。※当然ですが当店は2018年4月現在でエアコンを故障させた事は一切ありません。
夏場のエアコン故障はメーカーさんも手一杯になっているのでどうしても対応が遅くなりがちです。その間お年寄りや小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭では体調の管理が心配ですよね。
残念ながら雑な養生で作業をしたり、専用道具を持っていない、知識もない業者さんが少なからず存在します。
命の危険を考えると、熱中症よりカビの方が即効性がない分まだマシです。「予約が空いてて安いから」と言って飛びつく前に、しっかりと実績があって信用のおける業者に依頼していただくことをお勧め致します。
当店は原則24時間いつでもご依頼を承っております。平日は夜遅くまで仕事だから...というご家庭でもご都合に合わせて何とかお伺いできるよう頑張っておりますのであきらめずにご相談ください!
以上、エアコンマニアおそうじ革命渋谷広尾店の小松崎でした!