エアコンクリーニングを自分でする方法!具体的な手順や必要な道具も紹介
公開日:2026/01/20
更新日:2026/01/23
エアコンから嫌なニオイが漂っていたり、エアコンの効きの悪さを感じたりしていませんか?その原因は、内部に溜まったホコリやカビかもしれません。
業者に頼むと費用がかかるから、自分で掃除したいと考える方は非常に多いですが、一方で「どこまでやっていいの?」「故障しないか心配」という不安もつきものです。
そこで本記事では、自分でできるエアコンクリーニングの範囲や具体的な手順を詳しく解説します。また、掃除に必要な道具や自分でエアコンクリーニングする場合の注意点などもまとめているので、最後までぜひチェックしてください。
エアコンクリーニングは自分でできる?
エアコンクリーニングを自分ですることは可能ですが、掃除できる範囲は限られます。
| 自分でできる範囲 | プロに任せるべき範囲 |
|---|---|
| ・前面カバー ・フィルター ・吹き出し口 ・ルーバー ・室外機のカバーやドレンホース |
・熱交換器(アルミフィン) ・送風ファン ・ドレンパン ・内部の電子基板や配線 ・室外機の熱交換器や内部の部品 |
エアコンは精密な電気製品であり、内部には複雑な電装部品が集中しています。
知識がないまま分解したり内部の奥深くまで洗浄しようとしたりすると、故障や火災、感電といった重大な事故につながる危険性があります。
よって、エアコンクリーニングを自分で行う場合は、上記の「自分でできる範囲」のみに留めておきましょう。
エアコン内部のクリーニングをプロに任せるべき理由
エアコン内部の熱交換器や送風ファンなどを洗浄するには、エアコンの分解や電装部品を水から守るための専門的な養生作業が不可欠です。
そのため、もし自分で内部洗浄をした場合、以下のようなリスクが伴います。
- 故障・火災のリスク
- カビ悪化のリスク
- 健康被害のリスク
電装部品に水や洗剤がかかると、基盤がショートしてエアコンが動かなくなるだけでなく、最悪の場合は火災につながる危険性があります。
また、すすぎが不十分だと、内部に洗剤成分が残ってしまいます。この残った洗剤によってホコリが溜まりやすくなり、カビが悪化することも少なくありません。
そして、高圧洗浄機でカビやホコリが飛散してそれらを吸い込んでしまうと、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
これらのリスクを避けて安全かつ確実にエアコンを綺麗にするために、内部洗浄は必ずプロの業者に依頼しましょう。
自分でエアコンクリーニングをする場合に必要な道具
ここでは、自分でエアコンクリーニングをする場合に揃えておくべき道具をご紹介します。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 掃除機 | ・フィルターや本体のホコリを吸い取る ・ブラシ付きのノズルがあると便利 |
| 柔らかい布や雑巾 | ・前面カバーやルーバーを拭く ・2〜3枚あると水拭き・乾拭きで使える |
| 中性洗剤 | ・フィルターやカバーの洗浄 ・食器用洗剤でOK、アルカリ性や酸性はNG |
| 歯ブラシ | ・フィルターの細かい網目をこする ・使い古したもので十分 |
| 綿棒・割り箸 | ・吹き出し口内部の届きにくい場所を掃除するのに使う ・割り箸にキッチンペーパーを巻いて掃除するでもOK |
| ゴム手袋 | ・手荒れ防止のために使用 |
| 脚立・踏み台 | ・エアコンを安全に掃除するために使用 ・椅子のような不安定なものは避ける |
| 養生シート・新聞紙 | ・床や壁、周囲の家具が汚れるのを防ぐ |
上記の道具は、100円ショップやホームセンターで手軽に揃えられます。
前面カバーやフィルターをクリーニングをするときの手順
ここでは、エアコンの前面カバーやフィルターをクリーニングするときの手順を紹介します。特にフィルターの掃除は月に1〜2回行うのが理想です。
なお、掃除を始める前に、必ずエアコンの電源プラグを抜くか専用ブレーカーを落としてください。
- 前面カバーを開け、フィルター表面のホコリを掃除機で吸い取る
- 水洗いをする
- 完全に乾燥させる
- 前面カバーを拭く
- フィルターを元に戻す
まず、エアコンの前面カバーを開け、フィルターを付けた状態で表面のホコリを掃除機で吸い取ります。カバーを開けてすぐにフィルターを取り外すと、溜まったホコリが床に落ちてしまうので注意しましょう。
次に、浴室やベランダにフィルターを持っていき、裏面からシャワーを当ててホコリを洗い流します。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤と歯ブラシを使って優しく擦ってください。
フィルターを洗い終わったら、タオルで水気を拭き取って風通しの良い場所で乾かしましょう。湿ったまま取り付けると、カビが繁殖する原因になるので十分に乾かしてください。
フィルターを乾かしている間に、固く絞った雑巾で前面カバーのホコリや汚れを拭き取ります。フィルターが完全に乾いたら元の位置に取り付け、カバーを閉めたら完了です。
吹き出し口やルーバーをクリーニングするときの手順
吹き出し口やルーバーをクリーニングするときの手順は、以下の通りです。
- ルーバー(風向きを変える羽)を手で優しく開く
- 固く絞った雑巾で拭く
- 内部の見える範囲を掃除する
最初に、電源がオフの状態であることを確認し、ルーバーをゆっくりと手で回して開きます。無理に力を加えると破損の原因になるので注意してください。
ルーバーを開いたら、固く絞った雑巾でルーバーの表と裏を丁寧に拭きます。取り外せる場合は、外して水洗いするとより綺麗になります。(取扱説明書で取り外し可能か確認してください)
次に、吹き出し口に付着した汚れを拭き取ります。割り箸にキッチンペーパーを巻き付けたものを使うと、手の届かない場所も掃除しやすくなります。汚れを綺麗に拭き取れたら完了です。
室外機をクリーニングするときの手順
室外機を掃除するときの手順は、以下の通りです。
- 室外機の周りを片付ける
- 外側の汚れを拭き取る
- 裏側や側面のフィンを掃除する
まずは、室外機の周囲を片付けましょう。室外機の周りに物が置かれていると、空気の循環を妨げます。少なくとも20cm以上はスペースを空け、植木鉢やゴミなどは移動させましょう。
次に、ほうきや雑巾を使って、室外機本体に付着したクモの巣や砂埃を取り除きます。本体の掃除が完了したら、ドレンホースを歯ブラシで優しく掃除します。入り口に溜まったゴミやホコリを取り出しましょう。
なお、室外機の上から水をかけたり、高圧洗浄機を使って掃除したりするのは絶対にやめてください。内部の電装部品が故障する原因となります。
また、室外機の裏側にある熱交換器(アルミフィン)にも触らないようにしましょう。非常にデリケートな部分なので、埃やゴミが溜まっているのを見つけたら業者に掃除を依頼してください。
自分でエアコンクリーニングするときの注意点
ここからは、自分でエアコンクリーニングをするときの注意点を3つ紹介します。
エアコンは非常に繊細な精密機械なので、故障や事故を防ぐためにも、以下の3つは必ず守ってください。
- エアコンに水をかけない
- 市販のエアコンクリーナーや洗浄スプレーは使用しない
- エアコン内部を分解しない
エアコンに水をかけない
エアコン掃除において、内部に直接水をかける行為は致命的な故障につながるので、絶対に水をかけないでください。
エアコンの内部には、電子基板が集中しています。リモコンの信号を受け取ったり、温度を調整したりなど全ての動作を司る、いわばエアコンの心臓部に当たります。
この電子基板は水気に極端に弱いため、もし一滴でも水がかかるとショートする可能性が高いです。電源が入らなくなったり誤作動を繰り返したりと、エアコンとしての機能を失うでしょう。
また、修理には基盤の全交換が必要になることがほとんどで、費用も数万円から十数万円と高額です。たとえ保証期間内であっても、水濡れが原因の場合は対象外となるのが一般的です。
よって、エアコン掃除の際は極力水を使用せず、拭き掃除をしたいときは非常に固く絞った雑巾で拭くことを徹底してください。
市販のエアコンクリーナーや洗浄スプレーは使用しない
ドラッグストアで手軽に購入できる洗浄スプレーですが、あまり推奨できません。
もしエアコンクリーナーや洗浄スプレーをエアコン内部に直接吹きかけると、エアコンの部品が故障したり火災が起こったりする可能性があるためです。
また、エアコン内部は水洗いできないため、クリーナーやスプレーの洗剤を使用すると内部に残ってしまいます。
この残った洗剤は接着剤のように空気中のホコリを吸着し、カビの栄養源となってカビや悪臭を悪化させる場合もあるのです。
そのため、クリーナーや洗浄スプレーはなるべく使用を控えましょう。使用するとしても、フィルター掃除のような丸洗いできるときのみに留めてください。
エアコン内部を分解しない
自分でエアコン内部を分解してクリーニングを行うのも避けるべきです。
エアコンの内部は非常に複雑で、素人が分解すると部品が破損したり組み立てられなくなったりする可能性が高いです。また、部品は非常に脆いので故障することも十分あり得ます。
特に「お掃除機能付きエアコン」は内部構造が極めて複雑で、配線・センサー・ギアが複雑に絡み合っています。このタイプをクリーニングするときは、プロでも細心の注意を払っています。
よって、エアコン内部はなるべく触らないようにし、分解するとしてもフィルターを取り外すだけにしてください。
エアコンクリーニングはおそうじ革命にお任せ
今回ご紹介した掃除方法を試してもニオイが取れない、あるいは吹き出し口の奥に黒いカビが見えているといった状態なら、エアコン内部にかなり汚れが溜まっている可能性が高いです。
そのような場合は、プロのエアコンクリーニング業者であるおそうじ革命にぜひご依頼ください。専用洗剤や高圧洗浄機を使い、ご家庭では落としきれない汚れも徹底的に洗浄します。
また、エアコン内部まで綺麗にクリーニングできれば、エアコンの効率が上がって電気代の節約にもつながります。
ご興味のある方は、以下の公式ホームページからお申し込みください。
まとめ|自分でエアコンクリーニングをするときは無理のない範囲で行おう
本記事では、自分でできるエアコンクリーニングの範囲や具体的な手順などを紹介しました。
ご家庭でできるエアコンクリーニングはあくまでホコリ取りがメインですが、こまめに掃除すれば、エアコンの効きを維持したりカビの発生を抑制したりなど大きな効果があります。
お手入れをしてもニオイが取れなかったりエアコンの効きが良くならなかったりする場合は、汚れが蓄積している可能性が高いのでプロに依頼するのがおすすめです。
このように、無理のない範囲でのお手入れとプロによる定期的なメンテナンスを組み合わせて、いつでも気持ちの良い空気が流れる空間を保ちましょう。