おそうじ家電の歴史番外編 「レンジフードの進化の歩み」
更新日:2025年03月10日
【おそうじ家電の歴史シリーズ:レンジフードの進化の歩み】
皆さんこんにちは!おそうじ家電の歴史シリーズ、今回はキッチンの縁の下の力持ちともいえる「レンジフード」の歴史と進化についてご紹介します。料理中の煙や匂いを素早く排出し、快適なキッチン環境を保つために欠かせないレンジフード。どのように進化してきたのでしょうか。
レンジフードの原型は、古代ローマ時代の煙突付きのかまどにさかのぼります。煙を外に逃がすための仕組みは、現代の換気システムの基礎ともいえるものでした。中世ヨーロッパでも暖炉の上部に煙を逃がすフードが設置され、調理中の煙や熱を効率よく排出していました。
現在のレンジフードの形に近づいたのは、20世紀初頭です。アメリカを中心に、ガスコンロの普及に伴い、煙や油を効率的に排出するための換気扇が開発されました。日本では高度経済成長期にシステムキッチンが広まるとともに、キッチン専用の換気設備としてレンジフードが一般家庭に普及しました。
1970年代からは、デザイン性や機能性が向上。薄型のスリムフードや、強力な吸引力を持つシロッコファンタイプなどが登場し、キッチンのスタイルに合わせた選択肢が増えていきました。さらに、静音性や省エネ性能を重視したモデルも次々に開発され、使いやすさが格段に向上しました。
21世紀に入ると、レンジフードはさらに進化。センサーによる自動運転機能や、油汚れを防ぐコーティング、フィルターレス構造など、メンテナンス性が大幅に向上。AI搭載モデルでは、調理中の煙や温度を感知して最適な換気を自動で行うものも登場し、スマートホーム化が進んでいます。
しかし、どんなに高機能なレンジフードでも、使い続けるうちに油汚れやホコリはたまってしまいます。フィルターやファンにこびりついた汚れは、吸引力の低下や異臭の原因に。そんな時は、プロのレンジフードクリーニングをおすすめします!花房店では、レンジフードの分解洗浄を丁寧に行い、快適で清潔なキッチン環境をお届けします。ぜひお気軽にご相談くださいね。
いかがでしたか?次回もおそうじ家電の歴史を楽しく紐解いていきますので、お楽しみに!