見えていない汚れは存在しないわけじゃない。OJT12日目で学んだ「見えない汚れ」との向き合い方
更新日:2025年05月09日 その他コラム
OJT研修も11日目。今回の現場は一軒家の空室清掃で、私はレンジフードの担当でした。キッチン担当の方と連携しながら、研修で学んだ手順を思い出して作業を進めました。
実は、前回の浴槽清掃のときにも「汚れが見えていない」と講師から指摘されたんです。浴槽の下や隅に汚れが残っていて、それを見逃してしまっていたのが原因。その経験もあったので、今回のレンジフードは特に意識して、段取りも時間配分も考えながら作業しました。
ところが、いざ仕上がりチェックで講師に確認してもらうと…またしても指摘の嵐。しっかり落としたつもりでも、細かな汚れが残っていたんです。自分でも懐中電灯を使って確認しましたが、どうしても見えない。それが講師の使っている懐中電灯だと、やり残しがはっきり見える。
その瞬間、「道具ひとつで仕事の質ってここまで変わるのか」と痛感しました。現場では、お客様が料金を払って仕上がりを確認する。そのときに見逃しがあれば、プロの仕事とは言えない。
今回の経験で、見えていない汚れは、存在しないわけじゃないということを改めて実感。だからこそ、しっかり確認できる道具も必要。帰宅後すぐに、Amazonで懐中電灯をポチりました。
別の機会で同じ講師に胸を張ってチェックしてもらえるように、道具も自分の目もレベルアップさせたい。「きれいにする」だけじゃなく、「KIREIを届ける」ために、もっと丁寧に、もっと確実に仕上げる。それがプロの仕事だと、この11日目で教えてもらいました。