口を閉じるには、まだ早い。
公開日:2026/08/23
更新日:2026/08/23
こんにちは!こんばんわ!おはようございます!
浜松町店の溝渕です。
今回は少し、神社のお話です。
浜松町店なのに新宿?と思われるかもしれませんが、
私は新宿区に住んでいます。
朝は30分〜1時間くらい散歩をするようにしているのですが、
今回はその散歩圏内にある、
新宿区中井の「中井御霊神社」をご紹介します。
私の氏神様でもある神社です。
こちらには、正徳5年(1715年)に奉納された
現存する新宿区内最古の狛犬があります。
300年以上前からここにいる狛犬。
現在は破損などから守るため、金網で囲われています。
狛犬は一対になっていて、
片方は口を開いた「阿形」。
もう片方は口を閉じた「吽形」。
この「阿」と「吽」から思い浮かぶのが、
「阿吽の呼吸」という言葉です。
「阿」は始まり、
「吽」は終わり。
二つで一対となり、
相手のことを理解して、
いちいち言葉にしなくても
互いの動きや役割が噛み合う。
そんな状態を
「阿吽の呼吸」と呼びます。
仕事をする仲間同士でも、
阿吽の呼吸で動けたら
ひとつの理想だと思います。
ただ、それは最初から
「言わなくても分かるよね」
ということではないはずです。
言葉にする。
確認する。
相手を知る。
コミュニケーションを重ねる。
そうした積み重ねがあって、
その先にようやく
「言わなくても分かる」
という関係ができていくんだと思います。
だから、
「言わなくても分かる」と
「言わなくてもいい」は違う。
これは、お客様とのやり取りでも
大切にしたいことです。
私たちは清掃を仕事にするので、
道具のこと。
洗剤のこと。
汚れのこと。
作業方法のこと。
仕事をしていく中で、自分たちにとっては
「知っていて当たり前」になることがどんどん増えていきます。
でも、それはあくまで私たちにとっての当たり前。
お客様にとっては、初めて聞くことかもしれません。
「これくらいは分かるだろう」
「言わなくても伝わるだろう」
そんな“阿吽”を、こちらから最初に求めてはいけない。
私たちが当然分かっていることだからこそ、
必要なことはきちんと言葉にして伝える。
そして、分からないことがあれば、気兼ねなく
「分からない」
と言ってもらえる。
そんな関係をつくっていきたいと思っています。
阿吽の呼吸は、コミュニケーションを省略することではなく、
コミュニケーションを積み重ねた先にあるもの。
300年以上前から向かい合っている
阿形と吽形の狛犬を見ながら、そんなことを考えました。
※ちなみにこの神社にはもう一対の狛犬がいますが
恥ずかしがり屋なのか草木に隠れています笑(見出しの画像はその子です)
今回は私の氏神様でしたが、そういえば
「浜松町店の氏神様」はどこなんだろう?
今度はそちらも調べてみたいと思います。