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ちょっとしたお掃除の豆知識!

公開日:2025年11月28日
更新日:2025年11月28日

【レジオネラ菌とは】

 

自然界に広く存在する細菌の一種。

人工的な水循環設備(浴槽、加湿器、冷却塔)なとで増殖する細菌。

 

この菌を含んだエアロゾル(目に見えない微細な水滴)を吸収することで感染し、レジオネラ肺炎・ポンティアック熱などの感染症を引き起こす。

→ただし人から人へは感染しない。

 

・特徴

1.生息場所

→ 土壌、河川、湖沼などの自然界に存在します。

 

2.増殖条件

→ 20℃から50℃で増殖し、特に36℃前後が最も活発に増殖する温度とされている。

 

・感染経路

1.菌を含んだエアロゾルを吸い込むことによって感染する。

 

2. 水滴の飛沫を吸い込むことで、肺まで菌が到達し感染する。

 

・主な感染源

1.循環式浴槽

2.非加熱式型加湿器

3.冷却塔

4.シャワー水

5.公園の噴水

6.屋外プール

 

・感染症

1.レジオネラ肺炎

→ 発熱、咳、頭痛、筋肉痛などの症状があり、重症化すると呼吸困難や多臓器不全を引き起こし、死に至ることもある。

 

2.ポンティアック熱

→ インフルエンザに似た発熱や頭痛、筋肉痛などの症状を呈しますが、通常は軽症で自然治癒する。

 

・予防策

1. レジオネラ菌は塩素消毒に効果があるが、ぬめりの内部にいる菌には効果が薄いため、定期的な清掃と消毒が重要。

 

→お掃除革命の清掃であれば追い焚き配管。

 

2.家庭の浴槽のお湯は1~2日程度で交換し、こまめに清掃することでリスクを低減できる。

 

→ただし1日浴槽に放置しただけでもレジオネラ菌は繁殖or増殖する為、その日の入浴後に浴槽の中のお湯を捨てるのがよい。

 

3.滑りをなくす

→ レジオネラ菌は排水口やタイルなどの「ぬめり」に潜んでいることがあるため、ぬめりを見つけたらしっかり掃除すること。

 

4.風呂釜洗浄剤を使用する

→月に1回程度、風呂釜洗浄剤を使って追い焚き配管の内部を徹底的に洗浄するのが効果的。

 

5.シャワーヘッドの清掃

→ シャワーはエアロゾル(細かい水滴)を発生させるため、シャワーヘッドやホースも定期的に清掃が必要。

 

・レジオネラ菌は家庭のお風呂で何日くらい生きているか?

 

→複数人で入る場合は汚れが増えるため、毎日交換することが重要です。お湯を長時間使い続けるタイプの24時間風呂の場合は、取扱説明書に従い、定期的なお湯の交換と配管の清掃・消毒を徹底する必要がある。

 

・銭湯などで感染するのか?

→水処理管理の不備によって感染リスクが生じる可能性がある為、注意が必要。

 

→レジオネラ菌は水中で増殖し、シャワーや気泡発生装置から発生するエアロゾル(霧状の水)を吸い込むことで感染する。日本の多くの施設は衛生管理を徹底しているが、万が一、利用後に風邪のような症状が出た場合は、医療機関を受診することが推奨される。

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