外壁の汚れ
公開日:2025/05/29
更新日:2025/05/29
なぜ外壁に雨だれが発生するのか
雨だれは、雨により外壁に付着した汚れが洗い落とされることでできる黒い筋状の汚れのことです。
雨が降った際には、雨水は屋根や壁を伝って流れていきます。
水が溜まった部分は、乾燥すると水分が蒸発します。
その部分の残った微細な汚れが蓄積し、何度も繰り返されることで雨だれができるのです。
ホコリや排気ガスなど外壁に付着している汚れは、雨が降ることである程度洗い落とされます。
しかし、全てを洗い落とすことができません。
外壁に残ってしまうため、雨だれが発生してしまうのです。
雨だれは時間が経過するほど落ちにくくなります。
特に、交通量の多い大きな都市では、空気中の汚れが外壁に付着しやすいです。
また、経年劣化すると塗料の撥水性が低下し、雨だれが発生します。
撥水性とは、水を引く力のことです。
例えば、新築の外壁は水を引く力が十分にあるため、雨だれが付着しにくいです。
それに比べ、10年経過した外壁は水を引く力が弱まっているため、雨だれが目立つようになります。
雨だれが発生しやすい場所は、窓周辺や冊子の下、バルコニーの手すりまわりです。
窓周辺や冊子の下、バルコニーの手すり周りは、ホコリや汚れが溜まりやすいからです。
溜まった汚れが雨で流され外壁を伝うため、雨だれが発生しやすいのです。
外壁の雨だれを落とす方法
軽度の汚れを落とす有効な方法は、食器用洗剤などの中性洗剤です。
中性洗剤の中には、雨だれの中に含まれる炭酸カルシウムを落とす成分が入っているからです。
あらかじめ、中性洗剤をぬるま湯に溶かして洗浄液を作っておきましょう。
はじめにホースで外壁表面に付着しているホコリなどを洗い落とします。
スポンジに洗浄液を付けて汚れを優しくこすります。
ゴシゴシ強くこすると外壁を傷つける可能性があるので注意しましょう。
ホースで洗い落とし、その後雑巾やタオルを使ってしっかりと水分を拭き取ります。
中性洗剤で汚れが落ちない場合は、外壁専用クリーナーが有効的です。
中性洗剤よりも洗浄力が強力です。
使用する際は、外壁の素材により使用できるクリーナーが異なるので注意してください。
高圧洗浄の場合、頑固な汚れを落とす際に水の圧力だけで汚れを洗い落とせるメリットがあります。
ただ、強い圧力のためひび割れ部分に使用すると、水が内部まで侵入して内部の劣化を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
また、サイディングやモルタル、ALCなどの外壁に使用すると水圧が強いため、外壁が剥がれてしまったり塗装を落とす原因にもなりかねません。
その様な際は、業者に依頼することをおすすめします。
外壁の雨だれは、年月が経過するとまた発生してしまいます。
気候条件や建物の立地によっても異なりますが、汚れを洗浄して1年もたたないうちに発生してしまう事もあります。
出来るだけ雨だれの発生を予防する方法
汚れにくい塗料を使用する
汚れにくい塗料を使用することで、塗料の耐久性が高まり雨だれを減らすことができます。
特に低汚染塗料は、塗膜が緻密なため汚れが付きにくいのでおすすめです。
親水性に優れている低汚染塗料は、仮に外壁にホコリや排気ガスなどの汚れが付着しても、雨により汚れを洗い流してしまうセルフクリーン洗浄の作用があります。
親水性とは、水に馴染みやすいせいしつのことです。
塗膜が水と馴染みやすいため、雨が降った際に外壁の汚れを洗い落としてくれるのです。
他にも、コケやカビの発生を防げるので、メンテナンスの手間を省けます。
水切りをつける
窓周辺部分は、汚れが付きやすいです。
窓サッシの角に水切りを設置することにより、窓周辺部分の雨だれを防ぎます。
水切りにより窓サッシに付いた汚れが外壁を通ることなく流れるため、雨だれが付着しにくいのです。
外壁の雨だれが目立ちにくい塗料を使う
塗装の色を変える方法は、必ずしも雨だれの発生を防ぐ方法ではありませんが、雨だれを目立ちにくくすることができます。
外壁に付着する汚れのほとんどが中間色でs。
中間色には、暗めの緑色や黄色、茶色、灰色などがあります。
例えば、砂埃は薄茶色で、苔やカビの汚れは緑を含む茶色や緑色です。
そして、これらの汚れが目立ちにくい色は、グレー、アイボリー、ベージュです。
グレーは、汚れと同化してくれるため外壁の汚れが目立ちにくいメリットがあります。
アイボリーはグレーに続いて人気があり、黄色味を帯びた白色をしています。
グレーと同様に砂埃に近い色をしていて、土色と同化しやすいです。
畑や田んぼなど土埃の多い土地に住んでいる方におすすめです。
ベージュは黄色に近い色をしていて、汚れが目立ちにくいです。