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エアコンのお掃除機能

公開日:2025年06月04日
更新日:2025年06月04日

エアコンのお掃除機能は、内部の汚れを完全に除去できる機能ではありません。

お掃除機能に任せて必要なメンテナンスを怠ると、カビ臭さを感じたりエアコンの効きが悪くなったりといった症状が発生することもあります。

定期的なクリーニングは、業者に依頼する必要があります。

また、お掃除機能付きエアコンは、本体価格だけでなくクリーニング費用も高めに設定されています。

一方、お掃除機能無しのシンプルなエアコンなら、本体価格もメンテナンス費用も安く済むためお得です。

エアコンのお掃除機能は、付加価値を付けることで販売価格を上げられるというメーカーの戦略もあります。

 

お掃除機能付きのエアコンが自動でお掃除できるのは、フィルター部分のみの場合が多いです。

メーカーや機種によって異なりますが、お掃除機能が起動すると、フィルターに付いている汚れやホコリなどをブラシでこすり取ります。

擦り取られたゴミは、ダストボックスに溜まっていく仕組みです。

お掃除機能以外で最近のエアコンに多く搭載されている機能に、内部クリーン機能があります。

送風や暖房機能を使って、エアコンの内部を乾燥させることでカビやニオイの発生を抑制する機能です。

冷房後のエアコン内部は結露してしまうため、カビが発生しやすいジメジメの状態となります。

既に発生したカビは取り除くことが出来ませんが、内部クリーン機能を使えばカビやニオイの発生を防げます。

 

エアコンにお掃除機能はいらない理由

エアコンの自動お掃除機能は、フィルターに付いた汚れやホコリは掃除するため、フィルター掃除の手間は省けますが、完全に掃除が不要になるわけではありません。

ダストボックスに溜まったゴミを定期的に捨てたり、内部のカビや細かい汚れなどを取るためにクリーニングをしたりする必要があります。

お掃除機能は、洗剤などを使用しているわけではないので、油汚れを取り除くことは不可能です。

油にホコリが付着すると、さらに取れにくい汚れに育っていきます。

お掃除機能は、フィルターに付着したホコリをブラシで取り除いてくれる程度です。

 

お掃除機能付きエアコンは、取り外してフィルターを定期的に洗えばOKという訳にもいきません。

エアコン内部は構造が複雑なため、フィルターの取り外しも一筋縄ではいかない場合が多いです。

フィルターを通り過ぎたホコリは、エアコン内部に徐々に蓄積していきます。

一般的なエアコンは、ある程度知識があれば分解して掃除が出来ますが、お掃除機能付きエアコンは、構造が複雑なため簡単には取り除くことが出来ません。

最新機能を詰め込んでいるため、通常のエアコンと比べて壊れやすいです。

お掃除機能付きエアコンは、フィルターの自動清掃や内部のダストボックスなど、通常のエアコンよりも多くの部品を使っています。

そのため、故障のリスクが高まります。

とくに、フィルターを掃除するための機械部分がホコリや汚れで詰まることが多く、故障の原因になりやすいです。

 

通常のエアコンでも内部クリーニングは難しいですが、お掃除機能付きエアコンは自分でクリーニングすることは絶対に避けてください。

構造が複雑すぎて素人にはとても手が出せないからです。

必ずエアコンクリーニング業者に依頼しましょう。

業者のレベルにもよりますが、一部のメーカーのエアコンでクリーニングを断られやすいモデルがいくつかあります。

エアコンクリーニングの費用はお掃除機能付きエアコンの場合、お掃除機能無しエアコンの1.5~2倍とかなり高額になります。

手間がかかることが大きな理由ですが、構造の複雑さに起因する部品の破損や故障のリスクにクリーニング業者が備えている料金でもあります。

 

これだけデメリットが多いにも関わらず、なぜ各メーカーは不完全なお掃除機能を付けるのでしょうか。

最新の機能をエアコンに付けることによって、販売価格の引き上げが可能です。

現在のエアコンは、お掃除機能だけでなく、省エネ機能、AI機能、モバイルとの連動機能、センサー機能など、最新機能が数多くあります。

しかし、エアコンの基本構造はほとんど変わっていません。

様々な機能を付けることで付加価値をアップさせて販売価格を引き上げているじょうたいなのです。

また、競合メーカーと機能面で比べられた際に、機能が少ないという理由で負けてしまう事を避けていることも大きな理由です。

 

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