壁紙の掃除
更新日:2025年10月12日
毎日暮らしていると慣れてしまい、壁紙の汚れに気づけないこともありますが、目立つ汚れが無い場合でも壁紙は掃除するのがおすすめです。
壁紙は部屋全体に占める割合が大きく、汚れやヤニが付着して黒ずんだり黄ばんだりしていると、部屋が暗く見えてしまい清潔感も損なわれます。
壁紙を掃除すると光の反射率が上がり、部屋が明るく見える効果も期待できるでしょう。
壁紙には空気中を漂っているホコリも付着するので、そのままにしておくとアレルギーの原因になる可能性も考えられます。
賃貸物件の場合、タバコのヤニ汚れやニオイがひどいと退去時にコストがかかってしまうかもしれません。
壁紙に付着する汚れは1つではなく、いくつもの種類があります。
種類によって汚れの落とし方は異なるため、まずは壁紙の汚れの原因と特徴をチェックしてみましょう。
ホコリが溜まったり色が付いたもので壁紙をこすることで、黒ずみとなってしまう事があります。
壁のスイッチ回りやドアノブ、コンセント周辺は頻繁に触る部分なので、手垢や皮脂が付着しやすく手垢汚れとして目立ちます。
白い壁紙の場合、黄ばみや茶色い汚れとして気になりやすいでしょう。
子供がいる家庭では、子供が触る低い部分の汚れもチェックしておくのがおすすめです。
キッチンの周辺の壁にみられるのが調理中に油や調味料が飛び散った汚れです。
飛び散ってすぐの汚れであれば水拭きでも落とせますが、放置すると黄色くベタベタした頑固な汚れになってしまいます。
ペンを持って移動したときにうっかり壁紙を汚してしまったり、子供がクレヨンで落書きしてしまった汚れは水拭きで落とすことが出来ません。
大掃除や模様替え、引っ越しなどのときに気が付く大きな家電や家具の裏の黒ずみは、静電気が原因です。
家電やコンセントは静電気を帯びやすくホコリや油煙を集めてしまい、壁紙の黒ずみがおこります。
室内でタバコを吸うと、タバコが燃える時に発生するタールがヤニとして壁紙に付着します。
ヤニが蓄積すると黄色いベタベタになり、ニオイも染みついてしまう事になります。
カビは黒い汚れとして現れ、結露しやすい窓や雨漏りのある部屋など湿気の多い場所で見られます。
壁紙のカビを放置すると、壁の内部まで腐食してしまう可能性もあります。
カビがかなり広がってしまっている場合、自分で掃除するだけではしっかりカビ取りするのが難しいこともあるため、1度チェックしてもらった方がいいケースもあります。
壁紙掃除では、壁紙を傷めてしまわないためにも素材や材質をチェックする必要があります。
壁紙の素材によっては、自分で掃除できないものもあるため注意が必用です。
基本的に、家庭で自分で掃除できるのはビニールクロスの壁紙のみです。
それ以外の材質の壁紙を掃除したい場合は、壁紙のメーカーなどの取扱説明書を見ながら掃除するか、プロに依頼するのがおすすめです。
ビニールクロスは、日本で最も使用されている壁紙です。
家庭の壁紙の9割以上はビニールクロスであるといわれており、壁に少しの水をかけたときに水を弾けばビニールクロスです。
ビニールクロスは、水で濡らした雑巾や洗剤を使って手軽にお手入れできます。
ただし、壁紙のつなぎ目に水が入ると剥がれてしまう事があるため注意しましょう。
紙をを主材料にした紙の壁紙は、日本国内の和紙を使ったものや欧米から輸入した色柄豊富なものなどがあります。
紙の壁紙は、傷や擦れに弱いため水拭きはNGです。
汚れてしまった場合は放置せず、シミになってしまう前に乾いた布で素早く拭きとりましょう。
軽く叩くようにして拭き取ると傷つけにくいです。
布地で作られた布の壁紙は、厚手で凸凹があり独特の風合いがありますが、ホコリが溜まりやすいです。
水を吸うため水拭きは出来れば避けましょう。
強くこすると傷みやすく、壁紙のつなぎ目は糸がほつれやすいため注意が必要です。
自然素材の珪藻土を使った壁紙は、ホコリや水分を吸いやすく水拭きや洗剤、漂白剤を使った掃除は基本的にNGです。
強くこすると傷や剥がれの原因になります。
補修が難しいため丁寧に扱い、お手入れも慎重に行う必要がある壁紙です。
壁紙を掃除するときは、汚れの強さに応じて洗剤を使い分けるのがおすすめです。
中性洗剤、重曹、セスキ炭酸ソーダの順に汚れを落とす力が強くなります。
家にあるものですぐ掃除がしたい場合は、まず中性洗剤や重曹を試してみてそれでも落ちなければセスキ炭酸ソーダを使うと良いでしょう。
中性洗剤はその名の通り中性の性質を持つ洗剤です。
食器用洗剤として知られ、ほとんどの家庭にあるため壁紙掃除にも活用しやすいでしょう。
中性洗剤は、手垢、調味料や油、黒ずみ、落書きといった汚れを掃除するのに適しています。
結露しやすい場所は、壁紙にカビが生えてしまう事もあります。
もしも壁紙にカビが発生したら、消毒用のアルコールで拭き取りましょう。
アルコールには幾つかの種類があり、中には体に毒となるものもあります。
必ず消毒用エタノールを使いましょう。
カビはキッチンハイターなど塩素系洗剤を使って掃除する事もできますが、壁紙の色落ちの可能性もあるため注意が必要です。
ボールペンやクレヨンの小さな汚れの場合、洗剤を使わなくても消しゴムで汚れをこするだけで落とせることもあります。
壁紙の汚れは放置すると頑固な汚れになってしまう事があります。
また、壁紙の素材によっては家庭での掃除が難しいケースもあるため、汚れたら放置せずすぐに応急処置や掃除をすると良いでしょう。
コーヒーなどの汚れの場合、水を含ませた雑巾で汚れを拭き取ってから乾いた雑巾で拭くのを数回繰り返すことで綺麗に出来ます。
家具や家電と壁との間に空間が無いと、静電気によってホコリが付きやすくなります。
黒ずみ汚れの他にもカビや結露、壁紙の変色の原因にもなるため、家具や家電は余裕をもって配置しましょう。
白ではなく、ベージュやアイボリーといった少し色がついた壁紙の方が汚れが目立ちにくいと言われております。
また、最近では保護フィルムが張られた汚れが落ちやすく手入れしやすい壁紙もあります。
子供やペットがいる家庭など、壁が汚れやすい環境におすすめです。
10年以上使っている場合や壁紙に剥がれや浮きがみられる場合は、張り替えを検討してもいいかもしれません。
また、壁紙にカビが生えている場合もプロへの相談がおすすめです。
カビが生えるのは、そこにカビが生える原因があるから、原因を取り除かなければ壁紙を掃除してもまたカビが生えてきてしまうかもしれません。
カビがひどいケースでは漏水の可能性も考えられ、自分で掃除するだけではどうにもならないこともあります。
被害が広がる前の対策がおすすまです。
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