家のカビ
公開日:2026/03/06
更新日:2026/03/06
カビが生えてしまうと、どれだけ他の箇所をキレイにしても見た目が気になってしまいます。
そして、カビが原因で身体に悪影響を及ぼすこともあります。
一度、繁殖してしまうと厄介なカビですが、カビが繁殖するには幾つかの条件があります。
まず1つは、70%以上の湿度です。
カビ菌は、湿度60%以上から活動するようになり、80%を超すと急激に繁殖します。
湿気が多い時期でも、湿度を60%以下にしておけば湿度によるカビ菌の活動自体を抑えることが可能です。
2つ目は気温です。
気温20~30℃でカビ菌が繁殖すると言われており、特に、25~28℃だとカビは繁殖しやすいと言われています。
夏の間は室内の気温が25~28℃になることは珍しくありませんから、カビの繁殖にはとても適しているのです。
3つ目は養分です。
カビ菌は家の中にある食べ物のカスやホコリ、汚れ、ダニなどを栄養にして繁殖します。
きちんと掃除をしていても、どうしても発生してしまうこともありますが、できるかぎり取り除いておくことが大切です。
3つの条件のうちどれか1つでも当てはまればカビの繁殖を促しますが、この3つの条件が一度に揃ってしまうとハイスピードでカビが繁殖してしまいます。
この条件が揃いやすいのは春から夏にかけてで、特に梅雨の時期は注意が必要です。
また、冬も暖房で室温が高くなったり、加湿器を使用することで結露が生じてしまうなど湿度も高くなったりする住宅もあります。
そうなると、冬でも条件が揃ってしまうので注意が必要です。
カビは色々な所で発生しますが、特に水回りや風の通りの悪い収納、マットレスや布団などの寝具の裏側、冷蔵庫や食器棚、タンスなどの重量のある家具、家電の裏側、畳などで発生しやすくなります。
普段、目に付くところにカビが無い場合でも、これらの場所にカビが繁殖していないか一度チェックしてみましょう。
カビ取りをする際はその効果を高めるために、まずカビ取りをする個所の掃除をしましょう。
カビが発生している場所には、水垢や油汚れ、洗剤カスなどがこびり付いていることが多いです。
カビを確実に落とすためには、まずこれらの汚れを取り除くことを忘れないでください。
洗剤を付けてスポンジやブラシで磨いたら、しっかりと洗剤を落としておきましょう。
水回りにカビが発生していたら、カビ取り剤か塩素系漂白剤を使用しましょう。
カビが気になるところに、カビ取り剤か塩素系漂白剤をかけます。
あとは、所定の時間を待って洗い流せば終了です。
カビがかなり根深く生えている場合は、カビ取り剤か塩素系漂白剤をかけた上からキッチンペーパーかラップでカバーをして、より浸透させましょう。
これらを使用する際には、しっかり換気をし他の洗剤と混ざらないようにしてください。
ゴムパッキンや壁のタイルの隙間などは、カビ取り剤や塩素系漂白剤をかけても流れ落ちてしまって効果が薄れてしまいます。
そこで活躍してくれるのが、漂白剤ペーストです。
漂白剤ペーストは、塩素系漂白剤と片栗粉を使って作ります。
壁や畳などは濡らすことが出来ないため、水回りとはカビ取りの方法が異なります。
こうした場所のカビ取りをするためには、アルコール消毒スプレーを使用しましょう。
畳や壁のカビが気になるところに、アルコール消毒スプレーを吹きかけます。
吹きかけたら歯ブラシを使い、カビがある部分を素材を傷めない程度の力で擦りましょう。
硬く絞った雑巾で拭き取り、最後に乾拭きをしたら完了です。
マットレス、布団の裏側、ソファー、カーテンなどにもカビは生えます。
布地のカビ取りは、布地を洗濯できるかできないかで対応が異なります。
衣類など洗濯ができる布地にカビが繁殖してしまった場合は、まず屋外で布地についてしまったカビを払い落としましょう。
ある程度カビが払い落とせたら、アルコール消毒スプレーを使って衣類を除菌します。
ここで除菌をしておくことで、カビが再び発生してしまうのを防ぐことができます。
あとは、塩素系漂白剤を使って衣類を洗濯してしっかり乾燥させれば、カビ落としは完了です。
色柄物の布地の場合は、色落ちしないように色柄用の酸素系漂白剤を使用してください。
マットレスやソファーなど洗濯できない布地にカビが発生してしまったときは、中性洗剤や重曹水を作ってこすり落とします。
ツルツルした素材の布であれば、濡らして固く絞った雑巾などで擦るだけでも落ちることがあるので試してください。
中性洗剤や重曹水を使うときは、どちらかをカビが発生した部分にスプレーして、ブラシを使ってカビを擦り落とします。
カビが落ちたら硬く絞った布で拭きとりましょう。