公開日:2026/02/03

更新日:2026/02/06

おそうじ革命小平店片渕です。去年から地道に作業しているエアコン完全分解清掃(壁から下してのクリーニング)について、どのような作業しているか等の紹介の記事になります。通常の壁にかけたままのクリーニングはどうしても洗えていない部分がありますので、完全分解するとこれ以上ないぐらい綺麗になります。

ちなみに高難易度作業につき当店小平店の片渕にしかできない作業になりますので、他のおそうじ革命の店舗にはお問い合わせするのはお辞めください

 

何故完全分解クリーニングをしようと思ったかの経緯等は去年の記事に書いてあります。またエアコンクリーニングの歴史やクリーニング料金の相場等も詳しく書いています。興味あればそちらを見てください。

エアコン完全分解洗浄やってみます!(まずは4、5月まで)

https://www.osoujikakumei.jp/blog/archives/21928

 

この作業はエアコンを壁から下してクリーニングするのですが、室内機と室外機を分離する配管の位置が室内側にある場合と室外側にある場合があります。

室内側にある場合は問題ないのですが、室外側にある場合に2、3階についている場合は高所作業で配管を分離しなければなりません。

 

写真のイメージだと3階から1階の室外機に向けて、配管が出ています。室内機を分離する部分は3階のあたりについており、ここを分解するには高所作業が必要になります。去年の話では危険作業なのでこの場合は作業していませんでしたが、その後背抜き完全分解クリーニングという手法を勉強してこちらも出来るようなったため両方を用いて完全分解清掃します。どちらもそれぞれ分解出来ない場合がありますので、両方の分解方法をとる事で多くのエアコンが完全分解できるようになりました。

こちらの記事は壁から下してクリーニングする手法になります。背抜き完全分解清掃については下記の記事を見てください。

https://www.osoujikakumei.jp/blog/archives/26470

エアコン完全分解洗浄 背抜き完全分解清掃 壁に熱交換器かけたまま完全分解清掃

まず通常のエアコンクリーニングと同じのように冷房やお掃除機能のチェックをします。正常に動いているのを確認してから作業開始です。

まずエアコンを取りはずすにはエアコンに入っている冷媒のガスを室外機に閉じ込める作業ポンプダウンという作業が必要になります。ポンプダウンしてエアコンの配管を取り外します。

色々と断熱してあったりテープで覆われているのですが、それらを外すと画像のような配管接続部分が見えます。写真左側の配管が補助配管と呼ばれる室内機から出ている配管になり右側の部分が室外機につながる配管になります。これらをモンキーレンチで2丁がけして外します。

外した配管は既存配管ですので固くなっていたりする場合もあります。ここが折れると配管を溶接したりしないと、修理出来ないため慎重に作業します。私は中にスプリングベンダーという配管が折れないようにする金属の線を入れて、曲げようとしても折れないような工夫をしています。曲げて折れてしまう前に中のスプリングがつっかえて折れなくなるって商品です。

配管とドレンホースという水が出ていくホースを分離させて、金属の背板に乗っかっている本体を取り外します。さらに本体を分解していきます。

熱交換器部分、本体のケーシング、ファン等分解できる部分はバラバラに分解します。

清掃後ですがあまり写真とってなくて、ケーシングとファンの写真になります。基本的に全部取り外して洗うので、清掃としてはもう何も出来ることはないというぐらい綺麗になっています!

清掃後元通り組み立てて、また背板にエアコンをのっけて配管を接続していきます。配管接続にはフレア配管接続という技術が使われており、適切な圧力でフレアとナットを締め付け接続します。強すぎると配管が割れたり、ゆるすぎると隙間からガスが漏れます。適切な圧力で締め付けれる工具のトルクレンチというものがあり、それを使って配管接続を行います。さらにナイログという接続するナットとフレアの間に粘着する特殊な液体をつけることによりガス漏れしずらくするような製品があり、そちらもつかって更にガス漏れを防ぎます。この2つを使って接続することによりガス漏れをしない工夫をしています。

フレア自体はあまりに形が悪くない限りはそのまま接続します。師匠の話ではナイログとトルクレンチ使って接続してればまずガス漏れすることはないらしいです。フレア自体は作り直してもいいけど、長さ変わって届かなくなって接続できないと困りますので必要なければ再加工はしないです。

もちろんフレア作り直す工具や長さが届かない場合の対策もありますので、万が一フレアを破損させても問題ありません。

配管を接続してこれから室外機にため込んだガスを配管に戻していくのですが、配管に空気が入っているため接続した配管と室内機を真空引きしていきます。

室外機に空気中の水分が入ると故障や入りすぎると爆発したりするようですので重要な作業になります。

写真の機械で真空引きしていきます。

真空引きしてしばらく待ってまず配管が真空になったのを確認して、少しの間放置します。これは配管の接続に問題があるとすぐに真空状態が解除されますので、配管接続が正確かのチェックになります。こちらでしばらく真空状態になったのを確認して、今度は室外機のガスを少しだけ出してガス漏れのチェックします。

配管にガスを通した状態で接続した部分にガス漏れ検知液をかけて、ガスが漏れていないのをチェックします。これでガスが漏れてなければ室外機のガスを開放して最初の状態に戻して完了です。

最初は簡易的に接続確認して、次は配管にガスが入って圧力がかかった状態でのガス漏れチェックになります。2段階でガス漏れチェックすることで、正確なガス漏れチェックします。復旧は断熱処理したり、非粘着テープで巻いたり結構手間かかる作業になります。断熱処理しないと水漏れの原因にもなるので最後までしっかり作業します。

 

こちらも最近のエアコン冷媒ガスであるR410、R32の冷媒ガスを所持していますので、万が一抜けた場合もチャージできるようにしています。万が一に必要なものが多いです(笑)

 

エアコンを壁から下してクリーニングする作業の紹介でした。清掃レベルとしてはこれ以上ない清掃にはなります。

配管の破損やガス漏れ等色々な不意のトラブルにも対応できるように準備しているので、安心してご依頼下さい。

今はまだ日本で数%しかできない作業ですので、通常のクリーニングでどうしても満足できない方や完全分解クリーニングやってみたいと思う方は是非おそうじ革命小平店片渕におまかせください。

当店は仕上がり重視で作業しております。仕上がりはブログ見て頂けると嬉しいです。画像クリックで見れるようにしてます。