【年末の大掃除を楽々に！】キッチンシンク廻りをピカピカに！

11月に入り年末の大掃除を見越した水廻り清掃のご依頼が多くなってきました。ありがとうございます。
キッチン・レンジフード・浴室などの清掃は今月中に済ませておくと年末の大掃除がかなり楽になります。是非是非おススメします！
とういうことで、今回はキッチンシンク廻りをピカピカにする清掃を簡単にご案内します。

シンク廻りの汚れは、水垢・油汚れ・カビ・排水口などのヌメリがあります。この中で油汚れについてはガスコンロ廻りと同様に軽度であれば食器洗い洗剤、しつこいものはアルカリ洗剤で落とす事ができます。次に壁面などのカビ、排水口のヌメリは次亜塩素酸系が含まれている洗剤、キッチンハイターやカビキラーなどで落とします。対象箇所にスプレーボトルで吹きかけ10分くらい放置したあとで洗い流すだけです。汚れが残った場合はブラシなどで簡単に落とせます。除菌効果もあるので、まな板なども一緒にキレイにできます！

最後に残る厄介なヤツが水垢です。シンク内にウロコのような汚れや蛇口付近にある石塊のように固くなってしまった汚れです。あの汚れは水道水が蒸発することによって付着します。水道水に含まれているカルシウムなどのミネラル成分は水分が蒸発してもその場に残ってしまいます。これが積み重なることで石のようにカチカチな水垢になってしまいます。水垢の成分はアルカリ性なので酸性の洗剤などを利用して中和させて落とします。クエン酸やレモン汁・お酢などで洗浄していく方法がよく紹介されています。軽度なものであればこの方法でキレイにできます。これでも通用しないガチガチのヤツは削り落としていく必要があります。酸性洗剤によるつけ置きで中和させることで水垢を柔らかくしてからクリームクレンザーなどで擦りおとします。蛇口廻りに塊となって付着しているヤツはプラスチックのヘラのような物で直接そぎ落とします。プラスチックが通用しなければ金属製のスクレーパーなどを使用することになります。

この様な清掃はしつこい水垢を落とすことが出来ますが、同時にシンク表面を傷める事があります。強めの酸性洗剤によるつけ置きは洗剤焼けによってシンクが変色してしまう事がありますし、金属製のスクレーパーなどは直接傷をつける事にもなりかねません。クレンザーにしても研磨剤の荒いものは汚れもよく落ちますが、磨き終わったらシンク内が傷だらけ！なんてことも????　実際に作業する場合は素材表面の様子を観察しながら、弱い洗浄から行い汚れの落ち方とシンク表面の変化に併せて少しづつ強くしていくようにしてください。

最後は、細かめのクリームクレンザーで蛇口廻り・シンク内部を磨き上げれば出来上がりです！もう、水を流したくないほどピッカピカですよ！

水垢は1カ月もするとまた付いてしまいます。普段から簡単なお手入れをすることをお勧めします。前途したようなクエン酸や酸性のもので軽く洗うだけでも効果的です。酸性と言えばオレンジやレモンなども同様ですので、皮を剥いたついでにシンクを擦ってから捨てるなんて方法もありです＾＾それと出来る限りシンク内や蛇口廻りに水分を残さないようにしてください。

おそうじが面倒な箇所を、少し時間の空いた時に1日1箇所済ませておくと年末の大掃除は格段に楽になります！是非お試しください‼