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エコ洗剤の「重曹」「セスキ」「過炭酸ナトリウム」の違いは?

公開日:2024年04月08日
更新日:2024年04月08日
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エコ洗剤の世界には、地球と健康に配慮した選択肢が増えています。

しかし、その中でも「重曹」「セスキ」「過炭酸ナトリウム」といった洗剤には、それぞれ独自の特徴があります。

このブログ記事では、どれを選ぶか迷っている方へ、それぞれの個性や使い方のポイントを解説します。

是非、参考にして頂ければと思います。

 

「エコ洗剤の『重曹』『セスキ』『過炭酸ナトリウム』の違いは?」

1.重曹とはどんな洗剤??
 重曹の使い勝手は?

 重曹の注意点は?
2.セスキ炭酸ソーダとはどんな洗剤?
 セスキの使い勝手はどうなの? 

 セスキ炭酸ソーダの注意点
3.過炭酸ナトリウムはどんな洗剤??
 過炭酸ナトリウムの使い勝手はどうなの?

 過炭酸ナトリウムの注意点は?

 重曹、セスキ、過炭酸ナトリウムのエコ洗剤を使い分けよう

1.重曹とはどんな洗剤??

「重曹」の特徴です(^^♪

・「炭酸水素ナトリウム」「重炭酸ソーダ」「NaHCO3」

・かなり弱めのアルカリ性

水に溶けにくいのでクレンザーとして使用する。

・常温で安定するので長期保存がきく

・洗濯洗剤としては不向き

・熱湯に溶かすと炭酸(二酸化炭素)が抜けて、強アルカリ性の「炭酸ソーダ水」に変化する。

  →焦げ付きや、油汚れに

 

重曹は食用に利用されることもあり、非常に安心して利用できるエコ洗剤としても人気が高いです。

掃除用として販売されている重曹は不純物が多く、調理には利用できません。

調理に使える重曹は純度が高く、掃除に利用するのはちょっともったいないです。

重曹はかなり弱いアルカリ性のエコ洗剤です。

比較している「セスキ炭酸ソーダ」や「過炭酸ナトリウム」と比較すると、もっとも弱いアルカリ性。

水に溶けにくい性質があり、粉のままクレンザーとして利用して汚れを落とすことも可能です。

通常の洗剤より弱めですが、無機物なので環境にも人にも負担の少ない洗剤といえます。

手荒れの心配なく使えるのが特徴です。

一方で、熱湯に溶かすと「強アルカリ性」になります。炭酸(二酸化炭素)が抜けて、「炭酸ソーダ水」に変化します。

この性質を利用して、焦げ付き、油汚れを落としていきます。

重曹の使い勝手は?

重曹は、特徴をまとめると以下のようになります。

☑ アルカリ性は弱め

☑ 水に溶けにくい

☑ 油汚れなどを落とすにはやや不向

上記の特徴を生かして研磨剤として使用可能です。

フライパンのコゲなどを落とすには最適なエコ洗剤と言えます。

また、手荒れもしにくいため、肌が荒れやすいという方でも利用することができます。

重曹の注意点は?

重曹は、漆器などに利用することはできません。食器にダメージを与える可能性もあるので利用しないようにしましょう。

研磨剤としての効果が高いため、細かい傷がついてしまう可能性もあります。

アルミ製品などにも不向きです。

また、重曹を熱湯で溶かしてしまうと強アルカリの「炭酸ナトリウム」になります。

強力に油汚れを落とす場合は、熱湯で重曹を溶かして使用します。

2.セスキ炭酸ソーダとはどんな洗剤?

Na2CO3・NaHCO3・2H2O

水に溶けやすいという特徴を持つセスキ。

水と混ぜてスプレーとして利用する方法が人気です。

水500mlに対してセスキ小さじ1程度を混ぜるだけで簡単にセスキ炭酸ソーダ作ることができます。

汚れが気になる部分にスプレーして、少し放置したあと拭き取れば綺麗に汚れを落とせます。

油汚れを落とすことに強く、食器だけでなく換気扇やガスコンロの掃除に利用するのもおすすめです。ベタついてしまったプラスチック製品、ステンレス製品を洗うとベタつきを落として綺麗にしてくれます。

軽い汚れならセスキ炭酸ソーダで落とすことができますが、頑固な水垢や尿汚れには不向きですので注意しましょう。

セスキの使い勝手はどうなの?

セスキは水に溶けやすく、セスキ炭酸ソーダとして掃除、洗濯に利用できます。

油汚れを落としたり、衣類などの汚れにも使いやすいです。

消臭効果もありますので、食べ物の匂いがついてしまったタッパーなどを洗うときにもおすすめします。

短時間の利用なら肌には影響がありませんが、長時間手に触れる機会があるような大掃除の場合は手袋を着用して利用するようにしましょう。

セスキ炭酸ソーダの注意点

セスキもアルミ製品には使用できません。

また、表面に加工がしてある家具、食器などに利用すると加工がはげる可能性があるので注意しましょう。

3.過炭酸ナトリウムはどんな洗剤??

過炭酸ナトリウムはエコ洗剤の中でもアルカリ性が強く、洗浄力が高いという特徴があります。

漂白効果も高く、茶渋、まな板の色移り、ふきんの漂白などに利用できます。

発泡力があり、排水口の汚れを落とすのにも効果的です。

排水口の中に過炭酸ナトリウムを入れて少しずつお湯を流し入れ、放置してから磨くとかなり綺麗にすることができます。

エコ洗剤の中でもさまざまな使い道がある洗剤として、近年さらに注目を集めています。

過炭酸ナトリウムの使い勝手はどうなの?

過炭酸ナトリウムはエコ洗剤の中でもアルカリ性が強く、洗浄力が高いという特徴があります。

漂白効果も高く、茶渋、まな板の色移り、ふきんの漂白などに利用できます。

発泡力があり、排水口の汚れを落とすのにも効果的です。

排水口の中に過炭酸ナトリウムを入れて少しずつお湯を流し入れ、放置してから磨くとかなり綺麗にすることができます。

エコ洗剤の中でもさまざまな使い道がある洗剤として、近年さらに注目を集めています。

過炭酸ナトリウムの注意点は?

過炭酸ナトリウムは強いアルカリ性の成分でできています。食品に触れる部分の洗い物をする際は、しっかり水で流すようにしてください。

衣類の洗濯、漂白にも過炭酸ナトリウムは効果的ですが、ウールや絹などのタンパク質でできている繊維には使用避けた方がいいでしょう。

 

重曹、セスキ、過炭酸ナトリウムのエコ洗剤を使い分けよう

「重曹」「セスキ」「過炭酸ナトリウム」の違いをまとめると下記のようになります。

・「重曹」

弱アルカリ性で、水に溶けにいのでクレンザーとして利用できる。

熱湯で溶かせば、強力に油汚れを落とすことが出来る「過炭酸ナトリウム」になる。

・「セスキ炭酸ソーダ」

水に溶けやすく、手軽に油汚れ用の洗剤が作れる。

・「過炭酸ナトリウム」

酸素を放出して漂白効果があり。

強アルカリ性で、衣類の漂白や除菌に使われるが、肌や物を傷める可能性がある。
 

地球や人体に優しい成分でできているエコ洗剤ですが、それぞれにどのような特徴があるのかを知ることでより掃除に役立てることができます。

油汚れ、焦げ付き、漂白など、それぞれの用途に合わせて重曹、セスキ、過炭酸ナトリウムを使い分けるようにしていきましょう。

以上、エコ洗剤として人気の重曹、セスキ、過炭酸ナトリウムをご紹介いたしました。

ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

おそうじ革命品川旗の台店の春原です。

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