公開日:2023/06/05

更新日:2023/06/05

6月5日

「商売徳とは」

 商売徳とは何かということについては、むずかしい理屈もあるかもしれないが、ごく通俗的に考

えれば、商売人としての心構えとでもいうべきものであろう。それは昔も今も同じであり、永遠に

変わらないもののような気がする。つまり、商売人には商売人としての使命がある。だから、その

使命に誠実に従い、ひたすらこれを果たしていくということである。

 私がやってきた電器店であれば、人びとの役に立つものを開発する。しかも合理化をはかり、適

正な利益をとりつつも、なお安くなるよう努める。また配給もできるだけムダをなくす。それが

商売徳というもので、これは他のどんな商売にも言えるのではないかと思う。