大掃除を業者に依頼する場合の値段相場はどのくらい?料金を抑える7つのコツも紹介
更新日:2025年11月21日 ご家庭向け
年末の忙しい時期に大掃除まで手が回らないという方には、ハウスクリーニング業者に大掃除を依頼することをおすすめします。
手の届かない箇所の汚れや自分では落とせない頑固な汚れもきれいに落としてくれます。
ただ、「大掃除を依頼するとどのくらいの費用がかかるの?」「家中丸ごととなると高くつきそう」などと気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大掃除を業者に依頼する場合の値段相場を詳しく解説します。また、費用を抑えるためのコツや業者選びのポイントなどもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
大掃除を業者に依頼する場合の値段相場
単品の値段相場
「キッチンだけ」「お風呂だけ」というように、特に汚れが気になる場所をピンポイントで依頼できるプランです。
単品の値段相場は以下の通りです。
| エアコン | 10,000〜15,000円 |
|---|---|
| キッチン | 10,000〜20,000円 |
| レンジフード | 15,000〜20,000円 |
| 浴室 | 15,000〜25,000円 |
| トイレ | 8,000〜13,000円 |
| 洗濯機 | ・縦型:12,000〜17,000円 ・ドラム式:15,000〜20,000円 |
| 洗面所 | 8,000〜13,000円 |
| ベランダ | 7,000〜17,000円 |
※料金はあくまで目安であり、汚れの度合いや設備のサイズなどによって変動します。
自分では掃除が難しい場所だけをプロに任せたい場合は、単品で申し込むと良いでしょう。
セットプランの値段相場
セットプランとは、複数の箇所をまとめて依頼できるプランです。個別に頼むよりも割安となります。
| 水回り2点セット | 25,000〜35,000円 |
|---|---|
| 水回り3点セット | 35,000〜55,000円 |
| キッチンセット | 25,000〜35,000円 |
| 家中まるごとセット | 40,000〜80,000円 |
※料金はあくまで目安であり、汚れの度合いや家の広さなどによって変動します。
汚れの気になる箇所が複数ある場合は、単品よりもセットプランで申し込むほうがお得です。
値段を少しでも抑えるための7つのコツ
ここからは、業者への依頼費用を少しでも安く抑えるためのコツを7つ紹介します。
- 11月もしくは1月に依頼する
- キャンペーンやセットプランを活用する
- 自分では掃除しきれないところだけプロに頼る
- 地域密着型の業者に申し込む
- 必要のないオプションは断る
- 追加料金の発生しない業者を選ぶ
- 複数社から見積もりをもらって比較する
1. 11月もしくは1月に依頼する
年末の大掃除の依頼が最も殺到するのは、12月の中旬〜下旬です。
この時期は通常より価格が高く設定されていることが多いうえに、予約も取りにくくなります。
そのため、なるべく12月中は避けたほうが良いでしょう。少し早めの10月~11月中、もしくは年明け1月以降に依頼するのがおすすめです。
2. キャンペーンやセットプランを活用する
多くの業者が、早割キャンペーンや初回限定キャンペーンのような割引キャンペーンを実施しているので、利用できるものがあればぜひ活用しましょう。
また、クリーニングを依頼したい箇所が数箇所ある場合は、単品よりもセットプランで申し込むことをおすすめします。
セットプランにすれば、個別で申し込むよりも2,000円〜10,000円ほど安くなることがあります。
3. 自分では掃除しきれないところだけプロに頼る
家中の掃除をすべてお願いするのではなく、汚れを落としきれない箇所や手の届かない箇所のみ業者に依頼するのも賢い節約術です。
たとえば、比較的簡単な窓拭きや掃除機がけは自分で行い、換気扇の分解洗浄やお風呂の頑固なカビ取りだけプロに頼るという人もいます。
ピンポイントで業者に依頼することで、コストをかなり浮かせられるでしょう。
4. 地域密着型の業者に申し込む
大手チェーンの業者ではなく、個人経営の業者や地域密着型の業者を利用するという方法もあります。
個人業者や中小規模の業者は広告費や中間マージンが少ないため、大手よりも料金が安く設定されていることが多いです。
同じ箇所を依頼する場合でも、大手に依頼するより数千円ほど安くなる可能性があります。
個人経営の業者はマッチング系のプラットフォームサイトで見つかります。地域密着型の業者は「地域名 ハウスクリーニング」で調べてみると良いでしょう。
5. 必要のないオプションは断る
見積もりの際に、水垢防止コーティング・防カビ抗菌コートなどのオプションサービスを提案されることがあります。
きれいな状態を長持ちさせたい場合は申し込んでも問題ありませんが、特に必要ないのであればキッパリ断りましょう。
オプションも3,000円〜10,000円ほどはかかるので、断ることでかなりの節約になります。
6. 追加料金の発生しない業者を選ぶ
料金を節約するコツとして、追加料金の発生しない業者を選ぶという方法もあります。
業者によっては、当日になって「汚れがひどいので、追加で〇〇円かかります」と言われることもあります。
そのため、追加料金が一切かからない業者に依頼すれば、予算オーバーの心配もなく安心です。
公式サイトに明記されていることが多いですが、不安な場合は見積もりを取る際に確認しておくと良いでしょう。
7. 複数社から見積もりをもらって比較する
業者を選ぶ際は、最初から1社に決めきるのではなく複数の業者から見積もりを取って比較してください。
同じ箇所・同じ作業内容でも、業者によって料金は大きく異なるためです。
そのため、見積もりは最低でも2,3社からもらうことをおすすめします。料金やサービスの質など総合的に比較して、最もコスパの良い業者に申し込みましょう。
大掃除の代行業者を選ぶ際に確認すべきポイント
最後に、大掃除の代行業者を選ぶときに確認すべきポイントを3つ紹介します。
- 値段
- 損害賠償保険への加入の有無
- 口コミや実績
値段
やはり値段の確認は必要不可欠です。
まずは、どこをきれいにしたいのかを明確にしましょう。そのうえで、複数の業者に同じ条件で見積もりを取って比較し、お得な業者に申し込むのがおすすめです。
なお、見積もりを確認するときは、料金の内訳が細かく記載されているかどうかも確認してください。
ほとんどの業者は「作業費」「出張費」などと内訳を明記していますが、まれに「一式 〇〇円」のような内訳がない見積もりを出す業者がいます。
本来であれば不要な料金が含まれていたり、一部の費用だけ異様に高く設定していたりすることがあるため、内訳が不明瞭な業者には注意してください。
損害賠償保険への加入の有無
業者を選ぶ際は、損害賠償保険に加入しているかどうかもチェックしましょう。
プロとはいえ、作業中に大切な家具を傷つけられたり、家電を壊されたりする可能性はゼロではありません。
そのため、公式サイトに「損害賠償保険に加入済み」と明記されているか確認することをおすすめします。記載がない場合は、問い合わせの際に質問してみてください。
なお、仕上がりに満足できなかった場合に無料でやり直ししてくれる再実施補償があるかどうかも、併せて確認するとより安心です。
口コミや実績
担当者の対応やサービスの質などが気になる場合は、利用者の口コミやこれまでの実績を確認すると良いでしょう。
口コミに関しては、GoogleマップやSNSでチェックできます。ポジティブな評判だけでなくネガティブな評判も一緒に見ることで、より客観的に業者の良し悪しを判断可能です。
これまでの実績に関しては、公式サイトに掲載されている施工事例やビフォーアフター写真を見てみましょう。
どのくらい丁寧に掃除してくれるのかが分かるうえに、自宅のエアコンやキッチンがどれほどきれいになるのかをイメージしやすくなります。
値段相場も考慮しつつ大掃除を任せられる最適な業者を見つけよう
本記事では、大掃除を業者に依頼する際の値段相場や費用を抑えるコツなどを詳しく解説しました。
ハウスクリーニング業者の相場は、単品かセットプランかによって大きく異なります。
気になる箇所をピンポイントで依頼したい場合は単品、まとめて依頼したい場合はセットプランで申し込むと良いでしょう。
また、本記事にて費用を少しでも安く抑えるコツも紹介しているので、そちらも参考となれば幸いです。予算とニーズに合った業者をぜひ見つけてみてください。