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その他コラム

お掃除の歴史

公開日:2021年09月10日
更新日:2021年09月10日
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朝起きてから、誰もが必ず1日に1回は行う【お掃除】という作業。ゴミをゴミ箱に捨てるのもお掃除の1つ。ものごころついた時から、何気なく行っている【お掃除】ですが、いつ頃から掃除をしていたのか不明な生活習慣です。

そもそも【お掃除】という作業はいつの時代から行っていたのでしょうか?【お掃除】を紐解いていきましょう。

【お掃除】が始まったのは、縄文時代からとされています。学校の授業で教わった貝塚が【お掃除】の原型と言われてるそうです。しかし、当時は掃除道具はなく、決まった場所にいらないものを捨てるだけの作業でした。

【お掃除】という概念を根付かせたのは、遣唐使です。時代でいうと飛鳥時代。遣唐使が日本に持ち帰った仏教文化により、貴族の間に【お掃除】の思想が広まりました。

奈良時代になると【お掃除】は【宗教儀式】として行われ、日本最古の書物である古事記にも【掃持(ははきもち)】として記されています。【掃持】とは宗教儀式の際に、羽ホウキをもち、掃く役の人のことをいいます。ここで初めて掃除道具であるホウキが登場しました。

平安時代になっても【宗教儀式】としての【お掃除】でしたが、この頃から貴族の間に【お掃除の儀式】が広まりました。年末の大掃除を行われるようになったのも、この頃からと言われています。

また掃除道具では今でいうモップのようなものがでてきます。当時は疫病などの流行もあり、【お掃除】がいっきに広がったと思われます。

一般庶民に【お掃除】が広まったのは戦のなくなった江戸時代からだそうです。

当時、推定人口100万人を超えた江戸は、世界的にも最大規模の都市でした。人口密度も高くなった江戸では、【お掃除】は修行や神事・儀式をするものから、清潔を保つためのものになります。ゴミ収集や糞尿回収、それにともなう運搬や処理・再利用にいたるまでリサイクルシステムを既に構築してました。

明治時代以降、【お掃除】はコレラなどの疫病流行もあり公衆衛生というカタチでも広まり、現在にいたっています。

まとめ 【お掃除】が宗教儀式からカタチを変えて、今日まで続いているとは驚きましたね。

また疫病の流行によって【お掃除】が進化しているように見えます。現在コロナが世界的に大流行してますが、【お掃除】も除菌剤がなくてはならないものになりました。更なる進化をもってコロナに打ち勝ち、マスクをしなくなる日が来ることを願っています。

 

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