エアコン内部のカビ汚れなどありませんか。
更新日:2025年06月15日 ご家庭向け
こんにちは、おそうじ革命山口防府西店森本です。
梅雨に突入し、毎日ジメジメしてますね。
今日はそんな毎日を快適に過ごすため、エアコンのカビについて考えてみました。
エアコンのファン部分(送風ファン)は、エアコン内部でも特にカビや汚れが溜まりやすい場所です。この部分の汚れは、イヤな臭いやカビ臭さの原因になるだけでなく、**健康被害(アレルギー、咳、喘息など)**を引き起こす可能性もあります。
■ なぜファン部分にカビや汚れが溜まるのか?
1. 湿気が溜まりやすい構造
冷房や除湿運転をすると、エアコン内部は結露で常に湿った状態になります。この湿気が、ファン部分にカビが繁殖する温床を作ります。
2. ホコリや汚れが付着しやすい
室内のホコリや油煙(特にキッチンが近い場合)を吸い込み、ファンに汚れが蓄積されていきます。この汚れはカビの栄養源にもなります。
■ ファン部分の汚れやカビによる影響
・嫌な臭いカビや汚れが風に乗って室内に広がり、不快な臭いの原因に。
・アレルギー症状カビの胞子を吸い込むことで、くしゃみ、咳、喘息の悪化など。
・冷暖房効率の低下ファンの汚れで風量が落ち、効率が悪くなり電気代も増加。
■ ファンの汚れやカビのチェック方法
✅ 以下の症状があると要注意!
◎エアコンをつけた直後、カビ臭いニオイがする
◎吹き出し口の中(ファン部分)に黒い点々が見える
◎風量が弱くなった気がする
■ ファン部分の掃除方法(家庭でできるレベル)
(注意:ファンの掃除は構造的に難しく、下手にやると故障や水漏れの原因になることもあります。)
簡易的なお手入れ(家庭向け)
・市販の「エアコンファン洗浄スプレー」を使用(使用前に機種対応を必ず確認)
・吹き出し口にティッシュやビニールを敷いて、汚水の飛び散り対策
・使用後は数時間、送風運転でしっかり乾燥させる
※これでも根本的なカビの除去は難しい場合が多いです。
■ 本格的なファン洗浄をするには?
ファンをしっかり洗浄するには、エアコンを部分的に分解し、専用の高圧洗浄機で洗い流す作業が必要です。これはプロのハウスクリーニング業者でないと難しいです。
プロによるファン洗浄の特徴
・高圧洗浄でファンの奥までスッキリ除去
・カビ・臭いの原因を根本から洗浄
・電装部を守りながら安全に作業
・洗浄後は風がスムーズで臭いも激減
■ おすすめの掃除頻度
・毎日使用⇒1年に1回
・季節のみ使用⇒2年に1回程度
特に小さなお子さんやアレルギー持ちの家族がいる家庭では、年1回の定期清掃が安心です。
■ まとめ
エアコンのファン部分のカビ・汚れは、見えにくい分、放置されがちですが健康にも直結する重要なポイントです。
・ファンにカビが生えると臭いやアレルギーの原因になる
・家庭での掃除は限界がある
・本格洗浄はプロに依頼するのが安全・確実
・年1回の定期的なメンテナンスがおすすめです。