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どうしてエアコンから冷たい風・温かい風が出るの?

公開日:2018年09月23日
更新日:2019年02月04日

 

1.はじめに

エアコンのしくみを知っていますか?

冷たい風、温かい風が出るしくみを簡単にご説明させて頂きます。

  

2.エアコンとは

エア・コンディショナーの略 空気調節装置(よく空調と言われています)

室内の空気を温めたり、冷やしたり、設定した温度まで調整してくれる機会。

   

3.エアコンのしくみ

エアコンとは室内機(エアコン本体)と室外機から成り立っています。

室外機には圧縮機、膨張弁、熱交換器がはいっています。

室内機には熱交換器、送風ファンが入っています。

そして、室内機と室外機は配管でつながれていて、配管の中には冷媒ガスが入っています。

ここで物理「ボイル・シャルルの法則」を使います。

「ボイル・シャルルの法則」とは

気体を圧縮すると、その気体の温度が上がります。→暖房

気体を膨張させると、その気体の温度は下がります。→冷房

簡単に言ってしまえばこういう事になります。

冷媒ガスは気体の温度を上げたり、下げたりしてくれますが実際に空気を温めたり、冷やしたりしているのは熱交換器です。冷媒ガスが配管を通ってエアコン本体の熱交換器に入ることによって熱交換器の温度を上げ下げしています。そして、送風ファンによって冷媒ガスに近い温度の風を送ることができます。

 

・暖房のしくみ

圧縮機で圧縮して高温になった冷媒ガスが熱交換器に入り熱交換器が暖められます。

冷たい部屋の空気を送風ファンで熱交換器に送って空気を暖めます。その風を室内に送ることで暖かい風が出てくるというしくみです。

 

・冷房のしくみ

冷房は暖房と違い、ひと手間あります。熱は温度の低いところに移動する性質があるのでその性質を利用します。

圧縮機で圧縮して高温になった冷媒ガスが室外機の熱交換器に入ります。このときに冷媒ガスは高温になって外気よりも熱くなっているので室外機のプロペラで熱だけが外に放出されます。熱を奪われた冷媒ガスが膨張弁を通ることで圧力が下げられて、さらに冷たくなります。この段階で冷媒ガスはキンキンになってます(*'▽')

キンキンになった冷媒ガスは室内機の熱交換器に入ります。

部屋の暖かい空気を送風ファンで熱交換器に送ります。熱交換器に熱を奪われた冷たい空気を室内に送ることで冷たい空気が出てくるというしくみです。

 

4.まとめ

エアコンの内部での様々な働きによって温かい風や冷たい風を私たちに届けてくれるというわけなんですね。エアコンのしくみが分かると他の電化製品のしくみが気になってしまうのは私だけでしょうか?(^ω^)

ただ、いくらエアコンが冷たい風、温かい風を送ってくれてもエアコンの中が汚れていてはきれいな空気はでてきません。エアコン洗浄をしてきれいな空気で過ごしましょう(^O^)/

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