ご家庭の浴室清掃~洗剤と汚れの付き方~
更新日:2025年04月04日 ご家庭向け
普段のおそうじのコツと注意点
こんにちは。おそうじ革命軽井沢御代田店の櫻井です。
普段ご家庭でキッチンや浴室などいろいろな場所を掃除されているかと思います。毎日全ての場所を掃除できたら汚れは最小限しか付きません。
ただ実際できるかと言えば多くの方はなかなか難しいと思います。気づけば「うわっ汚れてる・・・」という事もあることでしょう。
ここでは実際お客様から聞かれたことや、注意点等をお伝えしていこうと思います。
浴室で使用する薬剤と、汚れについて
普段ご家庭で浴室清掃されている際、どうしたらいいか分からない・・・。白っぽい汚れが取れない・・・。などありませんか?
最近は市販されている専用の薬剤も種類も増えてきて、ユーチューブ等でも「市販の道具でも綺麗に!」というような動画も数多くあります。
しかし汚れを落としやすくなる半面、どの薬剤がどの汚れに効果的なのか、または使い方が間違っており全然落ちない!という方もいらっしゃることでしょう。
今回は洗剤と汚れについて使い方や気を付ける点などお伝え致します。
浴室で使用する薬剤の種類
浴室の汚れは大きく分けて4種類です。
1,石鹸カス汚れ
2,皮脂汚れ
3,水垢
4,カビ
これらの汚れが重なっていたり、混ざっているというのがほとんどです。
浴室用の洗剤も大きく分けると4つです。
1,中性洗剤(バスマジックリン等)
2,酸性洗剤(水垢用洗剤、クエン酸系等)
3、アルカリ性(カビキラー、重曹、石鹸カスに効く洗剤等)
4,塩素系(カビ取り、カビキラー等)
こちらの薬剤と道具を使い、適切に使用することで汚れが落ちます。
まず一番大切なことをお伝えします。
・手袋、マスクをつける。(薬剤によっては皮膚が荒れてしまったり、呼吸器に問題が発生することがあります)
・換気をしっかり行う。(呼吸器に問題が発生します)
・混ぜるな危険は本当に危険!酸性洗剤とカビ取りはNG!(毒ガスが発生するので使用する時は直前の洗剤をしっかり洗い流す)
私達プロも重要視している項目です。しっかり自分の身体を守りましょう。
浴室の汚れの付き方
ほとんど汚れは層になっています。
壁|水垢|石鹸カスと皮脂汚れ
壁があるとして一番奥に水垢が付着しており、その上に石鹸カスや皮脂汚れが乗っかっています。
なので順番としてはマジックリンなどの中性洗剤や石鹸カス用の薬剤で表面の汚れを落とす→酸性洗剤のクエン酸等で水垢を落とす。
が正解です。最初に水垢洗剤を使っても汚れは落ちませんね。
・水垢は少し漬け置きして柔らかくする。
・石鹸カスはお湯で柔らかくなります。
・注意点は酸性洗剤はものによって高い温度だと特に薬品ヤケしやすかったり、素材を痛めてしまうので長時間漬け置きは避けましょう。
ですので、
1,お湯を当て、石鹸カスなどを柔らかくする。
2,石鹸カスを洗剤と道具で取る(マジックリン、石鹼カス用洗剤)
3,お湯でしっかり薬剤、汚れを流す。
4,冷水のシャワー等で掃除した箇所を冷ます。
5,酸性洗剤を塗り、10分ほど漬け置きし、道具を使い落とす。
6,しっかり洗い流す。
こちらが掃除の流れです。
この順番を実行するだけで効率は確実に上がります。
以上汚れの付き方と掃除の順番でした。