エアコンからポコポコと音がする。これって故障？？

『エアコンからポコポコ音がするんですけど。。。』

というお問い合わせをよくいただきます。

家電製品から変な音がするって怖いですよね。。。

コレって故障なのかな？って不安になられている方多いのではないかと思います。

 

結論から言うと、、、、

ご安心ください。エアコンの故障ではありません。

 

では何が原因で起きているのか。どうすれば防げるのか。

というのを紹介していきたいと思います！

 

エアコンからポコポコと音がする原因はエアコンについている「ドレンホース」という部品が関係しています。

ドレンホースとはエアコンの左右どちらかから壁の穴に向かって伸びているパイプの中に入っています。

室内機側、室外機側から見るとこんな感じで出ているコレがドレンホースです！

冷房中のエアコンは内部のパーツが氷のように冷たくなっています。

夏に冷房を使うと外気との温度差で内部のパーツが結露していきます。

その結露水をドレン水といって、そのドレン水を外に排出するホースを『ドレンホース』といいます。

 

水を排出できるようになっているということはドレンホースは外気と室内の空気の通り道にもなっていると言えます。

コレがポコポコと音がなる原因に関わってきます！

 

原因①　室内と室外の気圧の差によって生じる

気圧と温度には、『温度が上がると気圧が下がり、温度が下がると気圧が上がる』という関係があります。

エアコンをつけていると室内と室外の温度差は大きくなるので気圧の差も同じく大きくなっていきます。

気密性が高い場合、気圧の差があると差を埋めるためになんとか空気が流れようとしていきます。

その空気の通り道がドレンホースになると結露水の中を空気が通ることでポコポコ音がなってしまいます。

 

原因②　ドレンホースに汚れが詰まっている

ドレンホースに汚れが詰まっていると音の原因になるだけでなく、悪臭や水漏れの原因になってしまいます。

汚れが詰まると結露水がうまく排出されずにドレンホース内に結露水が残ってしまい、ポコポコ音がなってしまう原因となります。

 

原因を見ていくとわかりますがポコポコ音はエアコンの故障ではありませんのでご安心ください。

 

それではこの音を防ぐ対処法をご説明します！

 

対処法①　窓を開ける

窓を開けることで空気の通り道がドレンホースではなく窓に変わります。

気圧の差が原因の場合はこれだけで音が止まります。

一番手っ取り早い方法ですが、窓を開けると温度も変わってしまうのでエアコン稼働中は積極的にはやりづらいですね。

 

対処法②　換気扇を止める

窓を開けるのが難しい場合は換気扇をチェックしましょう。

換気扇を回すことで空気の流れを促すのでポコポコと音がなりやすくなります。

窓が開けられない場合は換気扇を止めることで音がなりにくくなっていきます。

ただ換気扇を止めてもなり続ける可能性はあります。

 

対処法③　逆流防止弁をドレンホースにつける

ホームセンターや通販で1000円以内で購入できるアイテムです。

これをドレンホースの先につけるだけで、ドレンホース内の空気の逆流を防いでくれるのでポコポコ音を止めることができます。

また虫が入り込むのも防いでくれるので一石二鳥ですね！

 

対処法④　ドレンホースを洗浄する

ドレンホースの詰まりも音の原因となります。

詰まりを取るために『ドレンホースクリーナー』というもので綺麗にしましょう。

ドレンホースクリーナーが家にあるご家庭は殆どないと思います。

洗浄をしたい場合はプロにおまかせするのをお勧めいたします！

 

ポコポコ音について

・発生源はエアコンのドレンホース

・気密性の高いお家で起こりやすい

 

原因

・室内と室外の気圧の差

・ドレンホースの汚れの詰まり

・エアコンの故障ではない

 

対処法

・窓を開ける

・換気扇を止める

・逆流防止弁をつける

・ドレンホースを洗浄する

 

ポコポコ音に悩んでいる方は上記を参考にして対処をしてみてください。

おそうじ革命京都南区吉祥院店ではポコポコ音にお困りのお客様にエアコンクリーニングのオプションで逆流防止弁の取り付けの作業も承ります。

これで音のストレスから解放されてみませんか？