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ご家庭向け

トイレの便器の黄ばみの原因と解消方法!!

公開日:2020年05月25日
更新日:2020年06月08日
ご家庭向け

はじめに

「トイレに入った瞬間、ツンと鼻をつく嫌なニオイ。不愉快極まりないこのニオイの原因は、『尿石』というオシッコが固まって石になった汚れです。

「尿石とは?」

トイレの悪臭の元になる汚れです。人の尿に含まれている尿素やタンパク質などの成分が、空気中の二酸化炭素と結合したり、細菌の働きにより変質し、カルシウム化合物となって便器に付いて固まったものです。

尿石を放置すると、便器についてしまった尿石の上にさらに尿石が溜まっていき、どんどん層になっていきます。バクテリアや雑菌などが繁殖しやすいため放置すると悪臭の元となるだけでなく、剥がれ落ちた尿石が排水管を詰まらせたりするトラブル発生も考えられます。

汚れの落とし方について

一旦、尿石がついてしまうと、ブラシでこすったり、水で洗い流す程度では取り除くことは難しくなります。では、どのように尿石汚れを取り除けばいいのか?ここでは、尿石汚れの落とし方について記します。

尿石汚れの主な成分はカルシウム化合物になり、お掃除には酸性洗剤が有効となります。酸性洗剤とは「酸性」の性質をもつ洗剤になります。酸の力で汚れを溶かしたり、アルカリ性の汚れを中和してやわらかくしたりします。汚れがひどいところには酸性洗剤、軽いものには弱酸性洗剤を使うと良いと思います。

石化した汚れは強力なので、トイレットペーパーで汚れを覆い、酸性洗剤をかけ、漬け置きすることで汚れを分解させます。その後、水で洗い流し、残った汚れは研磨力のあるパットで磨き上げることで取り除くことが可能です。

ご家庭でお掃除する場合、「サンポール」などの洗剤が有名です(※クエン酸は弱酸性になるので軽い汚れ落としにしか効果が見込めません。)

お掃除の際には、肌に触れたり、気化したものを吸い込んだりしないように、手袋やマスク、メガネなどを着用することをおすすめします。また、陶器製便器磨きには傷がつきにくい「スコッチブライト」などを使うことをお勧めします。

酸性洗剤の使用には一点注意点かあります!!

それは『カビキラー』などの塩素系漂白剤とは併用しないでください。この2つが混じり合うと、人体に有毒なガスが発生し危険です。もし発生させてしまった場合は吸い込まず、しっかり換気を行ってください。

まとめ

・尿石の成分は、カルシウム化合物

・尿石を放置すると悪臭の元になったり、配管詰まりのトラブルの原因になる

・尿石落としには、酸性洗剤が有効

・ガンコな汚れは酸性洗剤の漬け置きが有効

・陶器製便座磨きには、研磨パット「スコッチブライト」がお勧め

・酸性洗剤を使うときは、塩素系漂白剤との併用はNG

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