危険物持ちの掃除屋が、レンジフードの油汚れを見て思うこと
公開日:2026/09/14
更新日:2026/09/14
こんにちは!
おそうじ革命 西東京保谷店です。
突然ですが、僕は掃除屋でありながら、危険物取扱者の資格を持っています。
なので、レンジフードの油汚れを見ていると、普通の掃除屋とは少し違うことを考えてしまうことがあります。
普通なら、
「うわ、油すごいな……」
で終わるところ。
僕の場合、
「これ、酸化して固まってるな」
そしてもう一歩進んで、
「でも、固まってるからって燃えなくなるわけじゃないんだよな……」
と考えてしまいます。
完全に職業病です(笑)
■ レンジフードの油は、時間が経つと変わっていく
料理中に発生した油煙は、レンジフードに少しずつ付着します。
最初は比較的サラッとした油でも、
時間が経つ。
熱が加わる。
空気に触れる。
そうすると油は少しずつ変質していきます。
いわゆる油の酸化です。
さらにそこへホコリなども付着して、
ベタベタの油汚れ
から、
カチカチ・ベトベトの固着した油汚れ
へと変わっていきます。
■ 「固まった油=燃えない」ではありません
ここが、危険物の勉強をした人間としてちょっと気になるところ。
油汚れが長期間放置されてカチカチになっていると、
「もう油というより汚れだな」
と思ってしまいます。
でも、
固まって付着しているからといって、油が燃えない物質になったわけではありません。
油は可燃物です。
実際、家庭でも食用油を加熱しすぎることによる火災は起こります。
もちろん、レンジフードに付着した油汚れがすぐ燃え出すという話ではありません。
しかし、
「汚れだから燃えない」
というものでもない。
ここは掃除屋としても知っておいてほしいところです。
■ むしろ怖いのは「蓄積」
レンジフードの油汚れで気になるのは、
一度付いた油が、そのまま何年も積み重なっていくこと。
油が付く。
↓
そこにホコリが付く。
↓
さらに油が付く。
↓
またホコリが付く。
↓
それが固まっていく。
こうして、どんどん汚れが蓄積していきます。
そしてレンジフードは、そもそも火を使うキッチンの近くにある設備です。
だからこそ、
「汚れているけど動いてるから大丈夫」
ではなく、
定期的に状態を確認して、油汚れを溜めすぎないこと
が大切です。
■ 危険物持ちの掃除屋として思うこと
危険物の勉強をする前なら、
「レンジフードの油汚れ=落としにくい汚れ」
くらいにしか考えていなかったかもしれません。
でも今は、
「油は油。」
という、当たり前のことを改めて意識します。
どれだけ時間が経ってカチカチになっていても、
どれだけ黒くなっていても、
どれだけ「これはもう汚れという別の物質だろ」と思っても、
元をたどれば油です。
だからこそ、
溜めない。
これが一番。
■ 「最後に掃除したのいつだっけ?」
レンジフードの掃除って、後回しになりがちですよね。
フィルターを見て、
「まだいける」
と思ってしまう。
そして気づいたら、
「……いつからこの状態なんだ?」
となる。
もし今、フィルターやレンジフードの中を見て、
「油が固まってる……」
となったら。
それは単なる「ちょっと汚れたレンジフード」ではなく、
長い時間をかけて育った油汚れ
かもしれません。
掃除屋としては、育てるなら観葉植物にしてほしい。
油汚れは、できれば育てないでください(笑)