エアコンの送風口を覗いてみてください
公開日:2025年09月21日
更新日:2025年09月21日
更新日:2025年09月21日
健康への具体的な悪影響
エアコン内部はカビが発生しやすい温度(20~30度)と湿度(80%以上)の環境が揃っており、
ホコリや髪の毛、花粉などを栄養源としてカビが繁殖しやすい場所です。
カビの吸入による症状
・カビがエアコンの風に乗って部屋中に飛散しそれを吸い込むことで、くしゃみや鼻水などの鼻炎に似た症状、咳、喉の痛み
喘息の悪化を引き起こすことがあります。
アレルギー症状の引き起こし
・エアコン内部に蓄積されたホコリやダニの死骸などのハウスダストもアレルギーの原因になります。
・特にちいさな子供や高齢者は影響を受けやすい傾向があります。
細菌やウイルス
・エアコン内部の汚れは、細菌やウイルスの温床となり、免疫力の低下や風邪、インフルエンザなどの感染症のリスクを高める可能性があります。
対策
健康被害を防ぐためには、定期的なエアコンの清掃が非常に重要です。
・フィルター清掃:2週間に1度程度、フィルターのホコリを掃除機で吸い取り、水洗いして乾燥させるのがおすすめです。
・吹き出し口の清掃:1ヶ月に1回程度、乾いた布や除菌シートでふき取りましょう。
・専門業者によるクリーニング:フィルターや吹き出し口の清掃だけでは内部の汚れは取り除けないため、1~2年に1回程度はプロのクリーニングを依頼するのが理想的です。特にカビ臭い、冷暖房の効きが悪い、水漏れや異音がすると言った場合は、速やかにプロに相談しましょう。