公開日:2020/06/18

更新日:2020/06/28

美と醜

私の自宅の近くに水のきれいな池がある

水面に周囲の木々の姿を映し、まことに風情がある。

ところがこの池がひところが雨が降らなくて

底の大半を露出してしまうまでになった。

映すでき何物もなく醜い底を露呈するばかりである。

美の反面には醜があるーーそんな思いである。

お互い人間も、これと同じことではないだろうか

美と醜とが相表裏しているところに、人間の真実がある。

とすれば、美の面のみにとらわれて、その反面の醜を責めるに急なのは

人間の真実というものを知らないものである。温か寬容の心を持って接し会うことが

お互いに明るく暮らしための、一番大切なことではないだろうか。