
松下幸之助一日一話
公開日:2020/12/16
更新日:2020/12/16
12月16日
「大儀名分」
古来、名将と言われるような人は、合戦に当たっては必ず
「この戦いは決して私的な意味のためにやるのではない。世のため人のため、こういう大きな目的でやるのだ」
というような大儀名分を明らかにしたと言われている。いかに大軍を擁しても
正義なき戦いは人びとの支持を得られず、長きにわたる成果は得られないからであろう。
これは決して戦いの場合だけではない。事業の経営にしても、政治におけるもろもろの施策にしても
何をめざし、何のためにやるのかということをみずからはっきり持って
それを人びとに明らかにしていかなくてはならない。それが指導者としての大切な務めだと思う。