お見積り

ご家庭向け

エアコン

公開日:2025年08月03日
更新日:2025年08月03日
ご家庭向け

エアコンの仕組み

エアコンは、室内機と室外機の2つが必ずセットになっています。

そしてこの2つをつなぐパイプの中には、冷媒という物質が流れています。

そもそも熱は、多いところから少ないところへ移動するという性質があります。

この性質を利用し熱交換器という部品を使って室内機の熱交換器で部屋の中の熱を乗せ、室外機の熱交換器で熱をおろすということを繰り返すことで、どんどん部屋を涼しくしています。

例えば、氷に触るとひんやりして手が冷たくなります。

これは、手のひらから氷へ熱が移動したからです。

同じように冷媒は室内機を通るとき氷のように冷たくなっているので、室内機の熱交換器では熱い空気から冷たい冷媒に熱が移動します。

逆に、室外機に移動した冷媒は圧力をかけられて部屋の外の空気よりもっと熱くなるので、冷媒から部屋の外に熱が移動するのです。

室外機に移動した冷媒を循環させているのが、エアコンの心臓といわれる圧縮機です。

この圧縮機は、エアコンの消費電力の大部分を占める部品です。

エアコンのほとんどの電力は圧縮機が使っています。

冷房と除湿の違い

冷房は、部屋の空気の温度を下げることを一番に考えた機能なのに対し、除湿は部屋の空気の湿度を下げることを一番に考えた機能です。

空気が蓄えられる水分の量は、空気の温度によって決まっています。

空気の温度が高いと、たくさんの水分を蓄えられます。

しかし、空気の温度が下がってしまうと水分をあまり蓄えることが出来なくなり、空気中にいられなくなった水分は水滴としてあふれでます。

例えば、夏に冷蔵庫から冷えたジュースを出すとコップの周りに水滴がつきます。

それは、冷たいコップに触れて空気の温度が下がったために空気中にいられなくなった水分です。

同じように、除湿は熱交換器を使って空気中の水分を集め、部屋の外に出し水分を取った後のサラサラの空気をまた部屋に戻すことを繰り返して湿度を下げるという機能です。

 

エアコンの電気代を節約するポイント

エアコンは、部屋の暖かい空気を吸い込んで冷たい空気にして吐き出すことで、部屋を涼しくしています。

エアコンが部屋の中の熱を効率よく運び出すためには、室内機の熱交換器に、よりたくさんの空気が通る必要があります。

そのため、空気の通り道を塞がないことが電気代の節約につながります。

エアコン内部のフィルターが目詰まりすると、吸い込む空気の量が少なくなり、部屋を冷やす力が小さくなるため部屋を冷やすのに多くの電気が必要になり電気代がかかってしまいます。

フィルターの掃除はこまめに、2週間に1度は掃除するように心がけましょう。

フィルターのゴミやホコリは水洗いをするか掃除機で吸い取ります。

汚れがひどいときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、日陰でよく乾かしましょう。

室内の熱を外に逃がす室外機にとっても空気の通り道を塞がないことが大切です。

エアコンの運転中、部屋の中の熱を部屋の外に捨てるために室外機は常に放熱をしています。

そのため、室外機の吹き出し口付近やその周囲に物を置いたりカバーで覆ってしまわないように注意しましょう。

室外機の前を通ると、吹き出し口から熱風が出ていることに気づく方も多いと思いますが、吹き出し口が塞がれると、放出した熱風を再び吸い込んでしまう事で冷却効果が著しく低下します。

室外機の前はスペースを空けて出来るだけ風通しをよくし、スムーズに空気が循環できるようにしましょう。

エアコンの室外機は、部屋の中の熱を部屋の外に捨てる際に、多くの電気を利用し電気代がかかります。

夏場、室外機が直射日光や地面からの照り返しにさらされるとその付近はとても高い温度になってしまうため、熱を捨てる効率が低下し電気を余分に使ってしまう場合があります。

室外機は、直射日光が当たる場所に設置されることも想定されて作られていますが、できるだけ日陰に設置するか室外機から離れたところに植木を植えたり、よしずをたてかけたりするなどして、日陰を作ってあげるのも電気代を抑える工夫のひとつです。

ただし、室外機を板で囲ったり、よしずをたてかけたときに室外機の吹き出し口を塞いでしまったりしないよう十分な注意が必要です。

 

 

電気代を気にして、手動で微風や弱風にする方もおられますが、冷房時の風量設定は自動にするのがおすすめです。

そうすることで、お部屋が冷えるまでは強風でその後は微風という具合に、最も効率よく快適に冷えるよう風量の調整を行ってくれます。

エアコンは、スイッチを入れたときなど部屋を頑張って冷やす運転をする際に多くの電気を使い、電気代がかかります。

この時、微風や弱風では部屋が中々冷えないので実は強風の方がおすすめです。

微風のままだと部屋が冷えるまでの時間が長くなり、結果的に余分な電気を使うことになるからです。

 

空気の動き方には、暖かい空気は天井に、冷たい空気は床に向かうという法則があります。

このため、冷房の風向きを下向きにすると室内に温度ムラが出来やすくなります。

温度ムラは、エアコンの消費電力を大きくする原因のひとつです。

部屋の中に上が熱くて下が冷たい温度ムラができていると、エアコンが設定温度になっていないと勘違いをして必要以上に部屋を冷やし、余分な電気を使うことがあります。

温度ムラを抑えるためには、風の向きを上向きか、もしくは水平方向に調整して冷たい空気が上から下に循環するようにしましょう。

エアコンとあわせて扇風機を使って室内の空気を混ぜるのも有効です。

また、空気清浄機をお持ちの場合、風量を強くして使用するのも効果的です。

エアコンから少し離れたところが暑いからと言って、リビングのエアコンの設定温度を下げるのはやめましょう。

エアコンの冷たい空気を遠くすばやく送れるよう扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。

エアコンからくる風を背にして、風を送る方向に扇風機を向けてあげると、冷たい風をさらに遠くに送ることができます。

 

エアコンは、急に部屋を冷やすときに多くの電気を使い電気代がかかります。

設定温度まで冷やした後、その設定温度を維持しているときは急に部屋を冷やす場合と比べてとても少ない電気しか使いません。

電気代の節約のため、部屋が涼しくなったらエアコンを止め、暑くなったら再びスイッチを入れる、短い時間の外出でもエアコンを止めるというように、こまめにスイッチの入り切りを繰り返すと、急に部屋を冷やす運転が多くなるのでその分多くの電気を使い電気代がかかる場合があります。

自分でスイッチの入切をして温度調節を行わないようにしたり、短い時間の外出であればつけっぱなしにするなど、エアコンの温度調節機能に任せるようにしましょう。

\ SNSでも情報を発信中! /

新着ブログ

市原市のハウスクリーニング・エアコンクリーニングは、
おそうじ革命市原辰巳台店!