エアコンの水漏れ
更新日:2025年07月19日 ご家庭向け
エアコンを使っているときに、急に吹き出し口から水が漏れてくることがあります。
ポタポタと水滴が垂れる程度ならまだしも、コップ一杯程度の水が急に吹き出してくることもあります。
急な出来事で慌ててしまいますが、落ち着いて対処すれば修理を頼まなくても良い場合もあります。
エアコンの吹き出し口から水が漏れ出したら、その量にかかわらずすぐに処置を行いましょう。
放置していると、故障やカビの原因となってしまいます。
水漏れに気づいたら、エアコンの運転を止めただちにコンセントを抜きます。
コンセントを抜かないで内部の水を拭くと感電の恐れがあるため、必ずコンセントを抜くのを忘れないでください。
コンセントを抜いたらエアコンの水を拭き取ります。
大量に水が出ている場合は、水を受けられるようバケツなどをエアコン下に置いておきましょう。
水漏れが落ち着いてきたら、どこから水漏れしていたのかを確認しましょう。
室内機の吹き出し口から水漏れしている場合や壁とエアコンの間から水漏れしている場合は、自分で直すかとができる可能性もあります。
もし、それ以外の場所から水漏れしている場合は、自分で直すのは難しい場合があるため、修理業者に依頼しましょう。
吹き出し口や壁と室内機の間から水漏れしている場合は、外のドレンホースが原因です。
一旦外に出てドレンホースを確認してください。
ホースから水が出ていない場合は、内部で詰まっている可能性があります。
エアコンの水漏れの原因のほとんどがドレンホースの詰まりといわれています。
詰まりを解消すれば水漏れも起きなくなるので、自分で詰まりを直せばすぐにエアコンを使えるようになります。
ドレンホース内部のどこかで詰まりが発生している場合は、ドレン用サクションポンプというポンプを使うことで詰まりを解消できます。
サクションポンプは、ホームセンターやネットで2000円位で購入できます。
ドレンホースの詰まりは、室内機からホコリが溜まってしまった場合とホースの出口から虫やゴミが侵入してしまった場合が考えられます。
外から虫が入るのを防ぐためには、ドレンホースの先端に防虫キャップを付けておくと安心です。
エアコンの水漏れを防ぐ方法
エアコンのフィルターは、エアコン内部にホコリが入らないようにするためのものです。
フィルター掃除をしていないと、空気の入りが悪くなりエアコンの性能が落ちてしまいます。
そうすると、空気を冷やせていないとセンサーが感知し、熱交換器をフル稼働させて部屋を冷やそうとしてしまい結露が発生しやすくなるのです。
丁度そのタイミングで水漏れし、詰まりに気づくことが多いです。
また、フィルターが汚れていればエアコン内部にホコリが溜まります。
内部にホコリが溜まれば、排水にもホコリが付着しドレンホース内部を詰まらせてしまう原因となるでしょう。
最低でも月に一回はフィルターをチェックして掃除するようにすると、内部にホコリが付きにくく詰まりも予防できるでしょう。
室外機の周りに雑草が多かったり砂利が敷き詰められていると、ホース内部に虫や草や砂利が入りやすくなります。
定期的に室外機の周りをチェックし、ホースの出口が埋もれていないか確認し、スムーズに排水できる環境を整えておきましょう。
エアコンの水漏れが発生したら、まずコンセントを抜いて感電を予防してください。
吹き出し口や全面パネルなど、プラスチック部分を触る分には心配いりませんが、金属部分を塗れた手で触ると感電する恐れもありますので気を付けましょう。
また、水漏れの原因が解消されたらまずは、送風モードで中を乾燥させるとカビ対策になります。
エアコンの水漏れは、原因がわかればすぐに解決できるトラブルです。
対処法を知っておけば万が一の時も安心です。
ただし、原因によっては一度落ち着いてもまた繰り返してしまう事もあります。
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