窓掃除
更新日:2025年08月15日
窓のサッシは、こまめに掃除しないと外から運ばれてきた砂埃などであっという間に汚れてしまいます。
サッシの掃除は、面倒や大変というイメージがありますが、必要な道具と正しい手順を押さえれば意外と簡単にお手入れできるので、定期的な掃除を心がけましょう。
サッシの汚れの原因は、大きく分けて2つあります。
1つは、外から持ち込まれる汚れです。
風に乗って飛んでくる砂埃や土、花粉などがこれに確答します。
2つ目は、室内の汚れです。
室内に舞うホコリや衣類などから落ちる糸くず、人やペットの毛などです。
特に、砂埃や土などは乾燥するとサッシにこびりついて取れにくくなるので、こまめにお手入れした方が1回あたりの掃除にかかる手間を省けます。
窓サッシを掃除する際は、サッシに使われている素材に注意する必要があります。
窓サッシの素材は、大きく分けてアルミ、樹脂、木製の3つに分類されます。
アルミサッシは、比較的傷みにくい素材とされていますが、硬めのブラシを使うと表面に細かな傷がつくのでブラシやスポンジは柔らかめのものを使用するのがポイントです。
樹脂サッシは、アルミサッシよりもさらに傷つきやすい性質を持っているため、ブラシを使うときは力を入れすぎないよう注意しましょう。
木製サッシは水に弱いので、水を使用する際は水分が残らないよう丁寧に拭き取ることを心がけましょう。
窓サッシの掃除方法
サッシブラシまたは歯ブラシを使って、サッシに付いた汚れを掃いて集めます。
掃除機を使うため汚れは、サッシの中央あたりに集めておきましょう。
大きなヘッドでは吸い取りにくいので、付属のノズルに切り替えて吸引しましょう。
水を含ませて硬く絞った雑巾またはメラミンスポンジを使って、サッシにこびりついた汚れをこすり洗いします。
メラミンスポンジは、あらかじめサッシの幅に合わせてカットしておくと細かい部分も掃除しやすくなります。
水拭き後は、ペットボトルの水をサッシに流し、拭き取り切れなかった汚れを洗い落とします。
乾いた雑巾やキッチンペーパーを使って、サッシに残った水分を丁寧に拭き取ります。
水分が残っていると、サッシを傷める原因になるので要注意です。
窓サッシは雨や結露の影響で濡れやすいため、放っておくとカビが生える場合があります。
カビは通常の汚れに比べて落ちにくいので、カビ落としのための洗剤を用意し適切な方法で掃除しましょう。
窓ガラスの掃除方法
ガラスクリーナーを適量含ませた雑巾で窓ガラスを拭く。
水で濡らした固く絞った雑巾で窓ガラスを拭く。
マイクロファイバークロスを使って仕上げ磨きをする。
窓ガラスを拭くときは、左端から右端まで一直線に拭いた後、雑巾の幅だけ下にずらし、今度は右端から左端まで一直線に拭くという動作を繰り返すと、ムラなく汚れを拭き取れます。
窓ガラスを掃除する際、失敗しがちなことはガラスクリーナーを直接窓に吹き付けてしまう事です。
ガラスクリーナーを直接スプレーしてしまうと、液だれの後が付いてしまい綺麗な仕上がりになりません。
ガラスクリーナーは、必ず雑巾に吹きかけてから使用することを意識しましょう。
窓サッシは、部屋の外と内の両方から汚れが付着する部位なので、こまめにお手入れしないとあっという間に汚れてしまいます。
長時間放置したままだと、カビが生える原因にもなるので日頃からこまめにお手入れする習慣をしましょう。
万が一、カビが生えてしまった場合は、重曹とクエン酸を使えばカビを取り除くことが可能です。
窓サッシを掃除するときは、一緒に窓ガラスも掃除しておくと、窓周りを常にキレイな状態にしておけます。