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ご家庭向け

レンジフード

公開日:2025年08月28日
更新日:2025年08月28日
ご家庭向け

キッチンにあるレンジフードファンは、空気中にあるホコリはもちろん、調理中に発生する水蒸気や油を吸い込むため頑固な油汚れなどがこびり付きやすい住宅設備です。

長らくお手入れを怠っていると、汚れはどんどん頑固になり、さらにお掃除が大変になってしまうため、面倒でもできる限りこまめに行うことを心がけましょう。

レンジフードファンが汚れる原因は様々ですが、主な汚れの原因は3つあります。

調理中の油

キッチンでは焼き物や揚げ物などをはじめ、油を加熱する機会が頻繁にあります。

レンジフードファンは高い位置にあるため、油が直接付着することはあまりありませんが、調理中は発生した水蒸気とともにどうしても微細な油分が空気中に漂ってしまいます。

レンジフードファンを稼働することで換気が行われ、壁などに汚れが付着することを抑制できますが、その分レンジフードファンのフィルターやファンには油汚れが付いてしまいます。

油汚れの付着率は、油を使った調理の回数や使用する油の量に比例して高くなるため、日頃から調理で油を扱う頻度が高いご家庭ほど汚れやすいでしょう。

ホコリ

空気中には、目に見えにくい微細なチリやホコリなどがたくさん浮遊しています。

レンジフードファンを回すと、空気と一緒にこれらの汚れも吸い込んでしまい、フィルターやファンを汚す原因となります。

ホコリそのものは、ふわふわしていて軽いのですが、油汚れと混ざりあって時間が経つとこびりついてしまうこともあり、なかなか落とせなくなるので要注意です。

タバコのヤニ

タバコの煙には、タールと呼ばれる粘り気のある黒や褐色の成分が含まれています。

タバコの煙がフィルターやファンに付くと、タールも一緒に付着し、やがて黄ばみ汚れ、いわゆるヤニになってしまいます。

なるべく早めに対処することが大切です。

タバコの煙は広範囲に飛散しますが、特にレンジフードファンの下で喫煙する習慣がある場合は、黄ばみ汚れがひどくなりやすいので注意しましょう。

換気扇の油汚れを落とすコツ

洗剤の種類は大きく分けてアルカリ性洗剤、酸性洗剤、中性洗剤の3つがあります。

アルカリ性洗剤は、皮脂汚れなど有機物の汚れを、酸性洗剤は水垢など無機質の汚れを落とすのに適していることが多いです。

しかし、酸性洗剤やアルカリ性洗剤は洗浄力が高いため、素材によってはレンジフードファンのフィルターやファンのメッキなどを傷めてしまう恐れがあります。

一方、中性洗剤は酸性とアルカリ性の中間の性質を持つ洗剤です。

アルカリ性洗剤や酸性洗剤に比べると、洗浄力がやや弱いことが多いですが、アルカリ性洗剤や酸性洗剤よりも刺激がマイルドなため、素材を傷めずに広範囲でお掃除できるところが特徴です。

特に身近な洗剤の多くは、液性よりも界面活性剤の洗浄作用の影響が大きいため、基本的には中性洗剤を使用してお手入れするのがおすすめです。

油汚れは時間が経過すると固まってしまいますし、油の種類によっては液体になる温度が高いものもあります。

そのままの状態で闇雲にこすり洗いをしても、ベタベタして中々汚れを落とすことができないため、基本的にまずは中性洗剤を溶かしたぬるま湯に付け置きするのがいいでしょう。

油汚れは適度な熱を加えると液状化しやすく、しばらくつけおきすることで洗剤の界面活性作用が働き、油汚れを浮かせて落としやすくすることができます。

 

換気扇のお掃除の注意点

レンジフードファンは高い位置にあるため、人によっては踏み台などの足場を用意する必要があります。

踏み台を設置したら、作業を始める前に必ず足場が安定しているかしっかり確認しましょう。

足場が悪いとレンジフードファンのパーツを着脱する作業に集中できず、余計な時間や手間がかかってしまう原因にもなるので要注意です。

レンジフードファンのお掃除では、油汚れや洗剤、金属のパーツに触れるため怪我をしないよう手袋などを装着して作業しましょう。

また、レンジフードファンは高い位置にあるためフィルターやファンを取り外す際に汚れが落ちてくることもあります。

必要に応じて、マスクや眼鏡などを装着して作業しましょう。

レンジフードファンは電化製品のため、洗剤や水を付けて洗ったパーツをすぐに取り付けてしまうと故障の原因になります。

しっかりと乾かしてから取り付けるようにしましょう。

 

レンジフードファンの汚れは目立ちにくく、お掃除には手間もかかるため年に1度、大掃除の時にお手入れするというご家庭も少なくないでしょう。

ただ、レンジフードファンは浴室やトイレの換気扇と比べて汚れやすい傾向にあり、年に1~2度のお掃除ではキレイな状態をキープできないばかりか、換気能力の低下や故障の原因となります。

特に、キッチンで多い油汚れは時間が経過すると頑固な汚れに変化していくため、少なくともフィルターは出来るだけ短いスパンでお掃除するのがおすすめです。

使用環境にもよりますが、理想的なフィルターのお掃除頻度は月に1~2度です。

ファンを含めた念入りなお手入れは、最低でも半年に1度行うようにしましょう。

そんなに頻繁にお掃除できないという場合は放置せず、プロのハウスクリーニングに依頼することも検討しましょう。

 

換気扇の掃除を怠るリスク

レンジフードファンは、調理中に浮遊した油やホコリを野外に放出する機能があります。

ファンが汚れて機能が低下すると、油やホコリを含んだ空気の排出がスムーズにいかなくなり、室内に油汚れやホコリが付着する可能性が高まります。

油汚れが天井や壁、床などに広範囲で付着すると、お掃除の手間が増えることにもなるので注意が必要です。

ファンの汚れによって排気効率が悪くなると、調理中に発生したニオイが部屋中に充満しやすくなります。

特に、壁のクロスやカーテン、ソファーなどの布製品はニオイが染みつきやすく、一度付着するとニオイが消えるまでに時間がかかります。

お部屋の消臭剤などで対策することもできますが、まずはニオイをつけないように積極的な換気を行うようにしましょう。

ファンの汚れを長らく放置していると、素材の塗装が剥がれたり、サビたりする要因となります。

また、フィルターの目詰まりなどが起こると、換気効率が弱まり、内部のモーターなどに負荷がかかり、場合によっては不具合や故障を引き起こす原因となります。

 

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