お掃除方法

お掃除のコツで絶対忘れてはいけない順序が、上から下へホコリを払うことです。

しっかりしたお掃除のときも、ちょっとしたお掃除でも必ず高いところから始めましょう。

照明、カーテンレール、壁の上部といった目線よりも上の場所からまず初めて、家具の上のホコリ除去、テーブルの拭き掃除、最後に床へ落ちたホコリ、ゴミを集めます。

この順序を守ると、二度手間が省け無駄なくお掃除が出来ます。

奥から手前は上から下へと併せて覚えておきたいお掃除の順序です。

お掃除をする部屋の出入り口から見て1番奥側から初めて、出入り口に向かうように後ずさりするイメージです。

一般的な間取りの部屋だと、窓側から初めてドアの方に向かってお掃除する感じです。

家全体のお掃除をする場合でも、この奥から手前の順番で行いましょう。

玄関から一番離れた場所から始め、玄関に向かってホコリ、ゴミをはきだしていきます。

 

 

ホコリ、チリ、砂埃など、日々のお掃除は乾いた汚れを落とすことが中心です。

照明カバーや家具の裏側など、うっかりホコリが積もってしまった場所を見つけたとき、気を付けたいのはいきなり水拭きをしないことです。

ホコリが水と一緒になると、塊になって落としにくくなってしまいます。

水拭きは、まずほこりを払い落してから行いましょう。

縦の拭き掃除は、下から上へ拭き取りましょう。

窓や家具に取り付けられたガラス面など、垂直になっている場所に洗剤を使う場合です。

スプレーなどの洗剤を使うときは、洗剤液が垂れてしまうので下から上へ向かって拭き取りましょう。

汚れは軽い汚れから落としていくのがベストです。

掃除する範囲も汚れ全体ではなく、軽い汚れの所をキレイにしてから汚れが強い箇所に移りましょう。

洗剤を付けた雑巾やブラシなどで広い範囲を一気に拭いたりこすったりすると、汚れが広がりお掃除が大変になってしまいます。

 

 

マイクロファイバークロス

ホコリ掃除の仕上げに便利なのが、マイクロファイバークロスです。

乾拭きでも細かなホコリやチリを逃しません。

吸水性も高く、水回りの掃除の仕上げにおすすめです。

床用ワイパー

リビングなどフローリングのお掃除に使います。

使い捨て出来るシートやモップを付けるタイプだと、清潔さをキープできて便利です。

ハンディモップ

こちらもワイパーとセットで揃えておきたいお掃除グッズです。

摩擦で起こる静電気でホコリを吸い取るタイプは、家具からパソコンまで色々な場所で活躍します。

柄の長さ、モップ部分のお手入れ方法など、ライフスタイルによって使いやすいものを選んでください。

粘着カーペットローラー

ロール型シールでころころとホコリ、チリなどを取る定番のお掃除道具です。

カーペットだけでなく、ソファやカーテン、マットなどのゴミ取りには欠かせません。

掃除機

価格、形状、大きさと、色々な機種が販売されている掃除機ですが、紙パック式、サイクロン式の2種類に分けられます。

どれを買おうか迷ったときは、それぞれの特徴をチェックしましょう。

紙パック式は、比較的価格の安い機種が多いですが、紙パックのコスト、排気臭が気になる場合があります。

サイクロン式は、吸引力が高い機種が多いですが、排気臭が少ないがフィルター掃除が手間になることがあります。

 

 

掃除機の使い方

掃除機の使い方にも、実は抑えておきたいポイントがいくつかあります。

掃除機は、奥から手前でかけましょう。

ホコリは舞い上がりやすいので、掃除が終わるまでは窓やドアは閉めておきましょう。

フローリング、畳は弱、絨毯は強がベストで省エネにもなります。

掃除機のヘッドは床にピッタリ着くようにして、ゆっくり往復させてください。

掃除機の吸引力がアップするのは引くときです。

掃除機は押すことでゴミをかき上げ、引くときに吸い込みます。

掃除機掛けはお掃除の中でも労力の大きいものです。

日々のホコリ汚れは、フローリングワイパーやカーペットローラーでこまめに取り除いておくと、掃除機掛けは週1回程度で十分です。

 

 

チリ一つ残さずピカピカに磨き上げると達成感はありますが、忙しい日や疲れている時には難しいものです。

モップで家具や電化製品のホコリを払うだけ、お掃除のために床に置いている物を片付けるだけ、そんな少しだけを積み重ねていくのが大切です。

 

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