体の中からおそうじする方法

これまでのブログで、家のおそうじと心のおそうじについては書いてきましたが、体の中をおそうじする方法については書いていなかったので、書いてみようと思います。

最新の科学的な研究によると、人間の腸には脳と同じくらいの神経細胞が張り巡らされており、脳に影響されることなく独自の活動をしていることが発見されています。

つまり脳とは関係なく、お腹の中で思考や感情が生まれ、それが体を操っているということです。日本語には「腹の虫がおさまらない」「腹を割って話す」などの言葉が存在しますが、昔から日本人はこのことを本能的に理解していたのかもしれません。

そこで、体の中をおそうじするならまずは、腸を中からキレイにすることが重要です。その一番の方法は、腸内の善玉菌を増やすことです。

腸内の善玉菌を増やすには、水溶性の食物繊維をとるのが一番です。わたしは果物で水溶性の食物繊維を補給しています。よく果物は糖質が多くて食べすぎはよくないと思っている人がいますが、胃が空っぽの状態で食べた果物は野菜と同じで、血糖値をゆるやかあげる効果を持っており、果物は食事の一番最初に食べるべきなのです。

実はデザートで食べる果物は最悪の食べ方で、肉やご飯で急激にあがった血糖値をあがったままに維持してしまいます。「朝の果物は金」という言葉がありますが、これも正しい果物の食べ方を教えてくれています。果物は胃が空っぽの時に食べてください。果物が苦手だという方は、ゴボウ・レンコン・カボチャなどの根菜類や、海藻などで食物繊維をとりましょう。

その次に重要なのは、発酵食品をとることです。納豆、味噌、ぬか漬け、甘酒、梅干し、かつお節、キムチ、ヨーグルト、チーズなど発酵食品も腸内の善玉菌を増やしてくれます。

最後にちゃんと湯船につかる入浴をしましょう。シャワーを浴びるだけの入浴では、体内にヒートショックプロテインをつくりだすことができません。ヒートショックプロテインはストレスで傷ついた細胞を修復する働きがあり、入浴後に体内でたくさん作られます。

家がキレイで体の中がキレイで心の中がキレイなら、最強の幸運に恵まれて人生は思いのまままになりますよ。