水垢掃除にサンポール？

こんにちわ。横浜市南区を拠点としてハウスクリーニング、エアコンクリーニングをしているおそうじ革命　横浜井土ヶ谷店　代表の野崎です。

 

かなり久々の更新となってしまいました。

決して暇すぎたわけでも忙しすぎたわけでもなく、

ブログの内容について色々なことを考えていて日々が過ぎてしまいました。

 

定期的に発信できたらとは思うものの、その内容についても考えていかなければなぁ・・と思うと

なかなか更新できずにいて、今後も前のような内容になるかなとも思いつつ

何か読んで頂けた方にプラスになるようなものが発信できたらと思っています。

 

今月末をもってお掃除業界に入ってマルっと4年。4月からは5年生になります笑

神奈川にも新しく加盟店が増えておりますが、その方々から見たら「ベテラン」ということにもなるかと思いますが

改めて初心を忘れず、一生懸命お仕事をしていきたいと思います！

昨年末の大掃除水回り作業のご依頼、直近の水回り作業含め、

「お風呂の水垢を落とすには？」という質問の中で最近よくお客様から、

「よくクエン酸と言われるけど、正直あまり取れない」というコメントが。

 

確かに水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸が性質としては正しいのです。

が、一般の方が事故や素材の変質などを起こさせないようにすることを前提にお話をしているので

私もよくクエン酸をオススメしておりましたが、初期も初期の水垢への対処であって

かなりこびり付いてしまった水垢には難しいのは事実なのです・・・

 

そんな中、お客様より「サンポールが効くと聞いたけどどう？」というお話が。

確かにサンポールは酸性の洗剤なので、使えなくはないです。

ですが、市販されている洗剤の中ではかなり強い洗剤で、取り扱いにはかなりの注意が必要なため

お客様にはオススメをしておりません。

 

まず、サンポールには塩酸が９.５%も配合されているので、お風呂などに使おうとしてちょっと間違えると変質、変色につながります。

そもそもサンポールは一応、トイレ用となっていますしね。

トイレの便器など陶器に対してはほぼ心配なく使えますが、浴室のカランの金属部分には不向きなのです。

 

それでもどうしても気になるから使ってみたい！という方は自己責任の上で以下にご注意を。

 

①浴室に使う前には使う部分に「水養生」と言って水をかける準備をする

②原液で使わず、少し薄めて使う

③お湯を使わない

④カビ取り剤などと一緒に使わない（混ぜるな危険）

 

特に③。お湯を使うと洗剤が反応してしまうことと

カランの部分は高熱になるため洗剤やけを引き起こしやすくなりますので

できれば湯沸かし器の電源をオフにして絶対にお湯がでないようにすることがポイントですね。

もちろん、洗剤をつけた部分を長い時間そのままにしてしまえば洗剤やけ等に繋がってしまうので

できる限り短い時間（数十秒）で水で流すようにしてしてくださいね。

 

鏡の水垢に関しては鏡用のダイヤモンドパットというものが市販されていますので

そちらを使ってみると良いかと思いますが、こちらも少しポイントが。

ダイヤモンドが使われているので力一杯擦れば当然キズの入るリスクが高くなってしまうことと

使用する際はお水を鏡のキレイにしたい部分に水を流しながら使うようにしてくださいね。

なぜなら、とれた水垢がダイヤモンドパットと鏡の間に入り込んで傷をつける可能性があるからなのです〜

ダイヤモンドパットは水垢がある場合、抵抗感と擦れている音がするのでわかりやすいと思いますよ！

 

まとめますと、浴室の水垢にサンポールは使えないことはないですがオススメはしない！

やるなら自己責任で！というところでしょうか。

参考にして頂けますと幸いです。

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