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汚れもキズも残さない!

公開日:2025年05月10日
更新日:2025年05月10日

こんにちは。おそうじ革命 [茨城取手青柳店]の海老原です。

6月の開業に向け、研修での勉強やおそうじトレーニングに励んでおります!

沢山の方々に「キレイ」をお届けしたい。「キレイ」を通じてたくさんの笑顔に出会いたい。

この想いを胸に秘め日々精進してまいります!

 

今回はおそうじの「プロ」としての信念を書いてみました。ぜひ最後までご覧くださいませ♪

ハウスクリーニング業プロのこだわり

「キレイに汚れを落とす、でも対象面に傷はつけない」

ハウスクリーニングと聞くと、「とにかく汚れを落とす仕事」というイメージが強いかもしれません。しかし、私たちプロにとっての本当のこだわりは、ただ汚れを落とすことだけではありません。

実は私自身、現在ハウスクリーニング開業に向けて、2か月間にわたる座学・実習・現場研修に取り組んでいる最中です。
掃除の知識や技術はもちろんのこと、身だしなみや笑顔、言葉づかい、お客様への応対の仕方など、細やかな気配りも含めて日々トレーニングを受けています。

その中で強く実感しているのが、
「キレイに汚れを落とす、でも対象面に傷はつけない」
という基本でありながら非常に奥の深いこの考え方です。

このバランスをいかに守るかが、プロの腕の見せどころなのです。

強い洗剤や道具に頼れば、確かに汚れは落ちるが…

例えば、お風呂場の水アカやキッチンの油汚れ、エアコン内部のカビなど、家庭で手に負えないレベルの汚れも、業務用の洗剤や機材を使えば短時間で落とすことができます。

しかし、そこには落とし穴があります。

たとえばこんなことがありました

ある現場で、以前別の業者が作業したというキッチンのシンクを見せていただいたことがあります。一見するときれいに見えるのですが、よく見るとシンクの縁に茶色く変色した部分が。。。

これは**「金属焼け」**といって、強すぎる薬剤が残留し、時間が経ってから金属に化学反応を起こしてしまった痕です。

原因は、そのとき使われた洗剤がきちんと洗い流されていなかったこと。

汚れは落ちても、素材や生活環境にダメージを残してしまっては本末転倒です。

 

座学研修では、ステンレスとアルミ素材を使用して、日頃使用する、パットやスポンジ、ブラシでこするとどれだけ傷がつくのか?

薬剤の性質、薬剤の濃度による素材の変色や、拭き残しによる薬剤焼け(変色)について実験

・一般的なスポンジで拭いただけでも多少なりともキズが入ること、吸水タオルなどの優しい素材でも強くこすりつければ傷が入る可能性があること

・薬剤を直接吹き付ければ、意図しない部分を傷つけてしまうことがある。薬剤を拭き取り切らず残してしまうと、あとあと変色が生じてしまうこと

など基本的なことですが、非常に大事なことを学んだと思います。

ステンレス・アルミ素材/各種パッドを使用して傷のつき具合を検証
ステンレス・アルミ素材/薬剤の種類や濃度の強弱、拭き残しでの焼け跡を検証

プロのこだわり:素材に合わせた「見えない気配り」

私たちプロが現場で行うのは、「汚れを見つけること」「汚れを取り除くこと」はもちろんですが
まず「素材を見る」ことも重要です!

これはアルミか?ステンレスか?塩ビか?樹脂か?天然木か?

表面加工、コーティングはされているか?していないか?

水に強いか?薬剤に弱いか?

これを見極めたうえで、汚れに最も効果的でありながら、素材には最もやさしい洗剤や道具を選びます。

 

もう一つの事例をご紹介します

ある賃貸マンションでの原状回復作業中、塗装された木製の建具にひどい手アカがついていました。以前の清掃業者がそれをゴシゴシと強く磨いたのでしょう。汚れは確かに落ちていましたが、同時に塗装も部分的に剥がれてしまい、下地の木が見えてしまっていたのです。

美観が損なわれたことで、その部分だけ塗装し直す必要があり、オーナー様にとっても余計な費用が発生してしまいました。「落とす」ことに集中するあまり、「守る」ことをおろそかにすると、こうしたリスクがあるのです。

お客様が気づかない部分にこそ、プロの価値がある

クリーニング後、ピカピカになったお風呂やキッチンを見て「きれいになった!」と喜んでいただくことは、私たちにとって何よりのやりがいです。

でも、その「キレイ」の裏側には、
素材への配慮
洗剤の濃度調整
力加減の微調整
といった“見えないこだわり”がたくさん詰まっています。

プロとは、見えない部分に手を抜かない人のこと。
そしてその積み重ねこそが、お客様の安心、信頼につながると信じています。

まとめ:「ただ落とすだけ」では終わらない

ハウスクリーニングは、単なる清掃業ではありません。
「汚れを落とす」ことと「傷をつけない」こと——この両立をどこまで追求できるかが、プロとしての質を決めます。

一見すると当たり前のようで、実はとても難しいこのバランスを、私たちは日々、真剣に考えながら作業しています。

みなさまの大切な住まいを、より長く、気持ちよく使っていただけるように——。
私はこれからも、「キレイ、でも優しく」を信念に、丁寧な仕事を続けてまいります。

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