トイレ
更新日:2025年08月08日 ご家庭向け
トイレ掃除は、面倒だからとつい放置してしまうという方もいるでしょう。
また、いざ思い立ってやろうとすると、放置していたせいで当然汚くて掃除をしたくなくなると思ってしまうかもしれません。
面倒くさくなってしまい、結局後回しにしてしまうトイレ掃除ですが、本来トイレを綺麗に保つ為にはどの程度の頻度で掃除をすれば良いのでしょうか。
少しでいいので、毎日のこまめな掃除がポイントです。
毎日1分程度で良いので簡単な掃除をすることと、週に1回少し丁寧に15分程度しっかり掃除をすること、この2つを意識することでトイレを清潔に保つことができます。
毎日1分程度のこまめな掃除とは、トイレで用を済ませた後に、使用した便座や便器の縁など比較的汚れが付きやすい部分をトイレ用掃除シートや、便座にも使える洗剤をトイレットペーパーに吹き付けたもので拭きあげるというものです。
トイレは、使うたびに尿や便の汚れが蓄積されていき、時間の経過とともにこびりついて落としにくくなってしまいます。
それを防ぐために、毎日タイミングを決めて1回使用後のトイレでポイントを絞って引き取り掃除をすることが重要です。
そして、毎日1分の拭き掃除の仕上げとして、週に1回の丁寧な掃除を行います。
1日1回の掃除ではできていないトイレ用の洗剤を使い便座の中をこすったり、トイレ用掃除シート使って壁や床に飛び散った尿跳ねなどの汚れを拭き取ったり掃除機などで換気扇のホコリを取り除いたりといった掃除を実施しましょう。
この時、タンクやドアなど忘れがちな場所も気を付けて掃除する事が大切です。
ひとくちにトイレに汚れといっても、トイレの汚れには幾つか種類があります。
これらの汚れには、それぞれ発生原因が異なるため汚れの性質に合った方法で掃除をしないと、なかなか汚れを落とせずトイレを綺麗にたもてなくなってしまいます。
まずは、トイレの汚れと聞いて多くの人が思い浮かべる黒ずみを取り上げます。
便座や便器の縁、あるいは便器の水の表面に沿うような形で発生することの多い黒ずみですが、その発生原因はホコリやカビ、水垢、雑菌といったものです。
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムのような一部成分が凝固することで水垢が生まれ、その水垢にホコリや雑菌が付着したものが黒ずみになります。
水道水の鉄分と水垢が反応して酸化した結果黒ずみになったり、便器の縁によくある黒ずみは排泄物に起因する黒カビであったりと、複数の過程によって黒ずみは発生してしまいます。
トイレは、カビの繁殖に必要な湿度の条件が常に満たされているため、どうしてもカビが発生しやすく、特にこういった汚れがはっせいしてしまいがちです。
基本的には、中性洗剤を使ってブラシで擦ることで、便器の中の黒ずみを除去することができます。
黒ずみを除去するためには、塩素系漂白剤や酸性洗剤などを使う必要があります。
黒ずみの原因によって使い分けることが大切です。
カビが原因の汚れは、便器の水際に発生しやすいため、便器の表面にかかるように漂白剤をかけてしばらく放置しておき、一定時間後に水で流すだけで十分です。
そこまでひどい汚れでない限りは、大体この方法で黒ずみは解消します。
塩素系漂白剤で落としきれないような比較的頑固にこびりついているタイプの黒ずみは、尿石かアルカリ性であるため、酸性洗剤や酸素系の漂白剤を使用するようにしましょう。
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