読了本_仮面山荘殺人事件 東野圭吾
公開日:2025年05月16日
更新日:2025年05月16日 その他コラム
更新日:2025年05月16日 その他コラム
現在研修中、2025年6月8日開業予定
おそうじ革命埼玉戸田公園店の上笹です
読書が趣味の一つですので、
直近の読了本の感想をネタバレ無しの範囲で感想をブログに載せさせていただきます
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入
恐怖と緊張が高まる中、そこで殺人事件が発生
更には過去に起きた交通事故との因果関係を巡って様々な思いが交錯する
というお話ですが
この小説を語る際に必ず出るキーワードは
やはり、「どんでん返し」ですね
読み終えてみると
犯人を解き明かすために、全員がタイトルにもある「仮面」を被っていたわけで
タイトルにも納得
内容は、殺人のトリックがメインではなく、犯人を解き明かすためのトリックがメインとなり
非常に面白い構成です
終盤から、
もしや?
いや、やはり違うか?
いや、やはりそうか?
を繰り返しながらつい読み進めてしまう状況に陥りました
どんでん返しの結末に入り、たたみかけるトリックの伏線回収
劇団のくだりは、(当たり前ですが)自分の想像をはるかに超えるトリックで
改めて東野圭吾さんの凄さを感じてしまいました
300ページ弱の少な目のページ構成で、スピーディーな展開が面白く
ラストの、どんでん返しはまさに名作かと思います