「エアコンと室内環境」　第3章：エアコンのそうじについて

エアコンは今や日本の家庭では必需品となり、1年を通して活躍する家電です。

空気を循環させて室内の温度をコントロールするのが本来の「エアコン」の役目です。

だからこそ、「エアコン」と「室内環境」には密接な関係がありそうです。

ここでは、その関係性について

「第１章：エアコンの仕組み」

「第２章：エアコンの汚れ」

「第３章：エアコンのそうじ」

の全３章に分けて考察をしていきます。

本章では、エアコンのそうじについて考えます。

これまでも触れてきましたが、エアコンは２台の機体で構成されます。１つは室内機＝エアコン本体部分。２つ目は室外機。

今回は、主に室内機（以下、エアコン）のそうじについて考察します。

第2章に記したように、エアコンの主な機能の内、使っているうちに汚れるのは・・・

・熱交換器(フィン)＝エアコン上部にあり、垂直に沢山並んでいる板状のもの。

・送風機(ファン)＝エアコン下部にある筒状の羽で、回転することで風を起こすもの。

です。

このうち、熱交換器(フィン)には、フィルターが設置されています。

このフィルターは主に「塵や埃」の侵入を防ぐ目的設置されています。

エアコンの中には、微量のオゾンなどを発生させて菌の繁殖を抑制する装置などが設置されていたり、光触媒のフィルターが付いていたりするものもありますが、これらの装置やフィルターも経年とともに汚れます。

 

この、フィルター掃除する＝エアコンそうじ

というのが昔からの常識では無かったでしょうか。

これは、おそうじ機能付きエアコンの「おそうじ機能」＝「フィルター掃除機能」であることからも解ります。

 

しかし、実際はフィルターの掃除だけでは熱交換器の汚れを防ぐことは難しいですし、送風機(ファン)に至っては全く関係なく汚れが溜まります。

そして、この汚れはおそうじ機能付きエアコンも同様だということは前章でも説明した通りです。

 

では、本当の意味での「エアコンのそうじ」はどのように行えばいいのでしょうか？

 

★熱交換器(フィン)や送風機(ファン)の洗浄

　先ず、薬剤で埃やカビ、油汚れなどを溶かします。

　次に、直接擦り洗いをしたり、大量の水を使って浮いた汚れを洗い流します。

　最後に、洗浄の水が残らないように吹き飛ばします。

　以上！

さらっと書きましたが、一般の方がこの作業を行うのはとても大変ですし、下手をするとエアコンが故障します。

エアコンのそうじ・・・意外と簡単？ですが・・・

ポイントとしては、大きく２つありそうです。

１つは、フィルター掃除・・・これは、日常の掃除として一般の方でも高い場所のフィルターの出し入れが可能であれば簡単に出来そうです。

２つ目は、熱交換器(フィン)と送風機(ファン)の掃除・・・こちらも、要領が解れば出来そうですが、壊してしまうリスクもあります。専用の道具なども高価なものですので、こちらはプロに任せるのが正解だといえそうです。

そして、２つ目のそうじは、月日と共に積み重ねられていき、その汚れの付着が原因でエアコンの機能の低下や電気使用量のUPにつながる可能性も大いにあります。そればかりか、菌やカビなどの温床になって、部屋にまき散らしているような状況では、健康被害の原因にもなりかねません。

普段なかなかできないからこそ、定期的に確認をしておそうじしておきたいものです。

 

今やエアコンは無くてはならない設備の一つです。

だからこそ、より正しい理解と自身に合ったメンテナンスで、快適なエアコンライフをお過ごしください。

最後に、エアコンそうじではどのような「いいこと」が期待できるのでしょうか？

１、エアコンから送り出せられる空気がキレイになると、室内環境の改善に貢献します

２、埃やカビ汚れで邪魔され悪化していたエアコンの機能が改善します

３、機能が改善することにより、同じ温度設定で利用する場合は、電気の使用量を抑えることができます

 

何より、空気がキレイになれば気持ちも晴れやかになり、心地よくお過ごしいただけるのでしょうか！

室内の環境改善は、健康な生活を送る上で重要です！？

普段目の届かない、お家の中の汚れを定期的にキレイにしたい！

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当店では、定期清掃も承れます。

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