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【徹底解説】室外機のお掃除って必要?室外機の役割ってなに?etc...|エアコン室外機を徹底解説!

公開日:2021年01月19日
更新日:2021年01月19日

【徹底解説】室外機のお掃除って必要?室外機の役割ってなに?etc...|エアコン室外機を徹底解説!

 

エアコンの室外機はどんな役割を持っているか、皆さんはご存知でしょうか?


エアコンはお部屋のなかに設置する室内ユニットと、ベランダなどの屋外に設置する室外機とが揃わないと稼働することができません。

室内ユニットはお部屋のなかに実際に空調した空気を送り出す機械なのですが、室外機には果たしてどんな役割があるのでしょうか?


実は、室外機は室内ユニットと空気などのやり取りをしているわけではありません。

そのため、室外機が汚れているからといってお部屋のなかに汚れた空気が浸入してくるわけではないのです。


では、室外機のお掃除はしなくても大丈夫なのでしょうか?

答えはNOです。


今回は、室外機の役割とお掃除の必要性、室外機を効率よく稼働するコツなどについてお話していきたいと思います。

 


1.室外機の役割

冒頭でも書きましたが、室外機はお部屋の空気を調整している機械ではありません。

しかし、室外機がなければエアコンは稼働することができません。

では、いったいどのような役割が室外機にあるのでしょうか?


室内ユニットと室外機とは、冷媒ガス管という細い管とで繋がれています。

この冷媒ガス管には"温度が上昇するとガスとなり、反対に温度が下がると液体となる"特殊な物質が充填されています。これを冷媒ガスと呼びます。


エアコンが動作を開始すると、冷媒ガスは室内ユニットと室外機とで循環されはじめます。

冷房運転時、冷媒ガスは内部で圧力が解放されることで温度が下がり、液体となります。

冷媒ガスは液体になると非常に冷たくなるため、この冷媒ガスを張り巡らせた機械(熱交換器といいます)の中を通った空気も冷やされます。

そのようにして冷やされた空気を、シロッコファンで室内に放出することで、お部屋の温度を下げる。これが冷房の仕組みです。


暖房は冷房の仕組みを真逆にしたものです。ユニットの中で圧力をかけると冷媒ガスは温かい気体となって室内ユニット側に流れ込みます。

熱交換器のなかに温かい冷媒ガスが通ることで、空気が暖められるのです。

 

室外機は、室内ユニット側で空調に使用された冷媒ガスに、再び圧力をかけたり圧力を解放したりして、空調能力を回復させる役割があります。

室外機から、冷房運転時には暖かい空気が、暖房運転時には冷たい空気が出ているのは、空調に使われた冷媒ガスの熱交換を行って空調能力を回復させているためなのです。

 


2.室外機のお掃除は果たして必要なのか?

「では、室外機のお掃除はしなくても大丈夫なのでしょうか?

答えはNOです。」

 

冒頭でこのように書きましたが、なぜ室外機のお掃除が必要なのでしょうか?

 

繰り返しになりますが、室外機がどれだけ汚れていても、エアコンから出る風が臭くなったり不衛生になったりすることはありません。

しかし、室外機は屋外に設置されることから、室内ユニットよりも汚れる頻度が高くなってしまいます。

 

風雨にさらされつづけると、室外機に組み込まれている熱交換器にホコリやPM2.5、砂塵などの大気汚染物質が溜まっていき、熱交換器アルミフィンが詰まることで排熱の効率が悪くなります。

排熱の効率が悪くなると室外機の機能が低下するだけでなく、オーバーヒートによる故障の確率も跳ね上がります。

 

また長期間室外機が汚れたままになっていると、使用されている金属が錆びたり、防水のパッキンが劣化したりなどで、内部に使われている電子部品が漏電するリスクが高くなります。

 

室外機が稼働しなくなるということは、それは室内ユニットも使用できなくなるということで、つまりエアコンそのものを使用できなくなります。

エアコンは室内ユニットと室外機が2つとも正常に稼働して初めて動作するのです。

 


3.室外機につきやすい汚れ

■ホコリ

風に乗って運ばれてきた砂塵や、目には見えない花粉・PM2.5などの大気汚染物質。

室外機は稼働すると静電気を発しますので、これらの微小な粒子はその静電気に吸い寄せられて室外機に付着します。

大気汚染物質は雨のなかにも溶け込んでいますので、エアコンを稼働していなくても、室外機が雨に濡れるなどすると汚れることになります。

 

■落ち葉などのゴミ

風に乗って飛んでくるゴミは、砂塵などだけではありません。

冬になると、樹木から落ちた枯れ葉が木枯らしなどの突風にさらわれベランダやお庭に散らばる、なんてこともよくありますよね。

室外機は壁や窓ガラスに面した場所に設置されることが多いため、飛んできた落ち葉が壁と室外機の間の狭いスペースに挟まってしまうこともしばしばあります。

室外機の中には大きなファンが入っていて、熱交換器や電子部品が熱暴走しないよう、常にクールダウンしています。

が、室外機に落ち葉などのゴミが張り付いてしまうと、この空気の流れが遮断されるため、室外機の運転効率が悪くなってしまいます。

気温が急激に上昇する夏場は特に熱暴走の危険が高まります。

 

■カビや苔

エアコンにはドレンパンという部品が組み込まれています。

これは冷房運転時、冷たくなったエアコン内部に溜まる結露水を受け止めるお皿のようなもので、ドレンホースという管で室内ユニットから室外機側へ排出されます。

冷房をかけているときに室外機の周りに垂れている水の正体は、ドレンパンから流れてきた水なのです。

そのため、夏場など温度や湿度が高い環境下では、室外機の周辺にもカビや苔が生えることがよくあります。

カビが生えると単純に見た目が悪いだけでなく、機械そのものを侵食したり、ベランダの床を腐らせてしまうこともあります。

 


4.室外機のお掃除について

室外機にはさまざまな汚れがつくこと、また汚れたまま放置するとさまざまなリスクがあることは、前項でご紹介した通りです。

私たちおそうじ革命としては、この記事をご覧の皆様にはぜひ、定期的に室外機のお掃除をしていただきたい!そう思っております。

室外機のお掃除を定期的に行うと、機器の寿命は飛躍的に延びますよ!エアコンそのもののメンテナンスも兼ねて、ぜひとも定期的な室外機のクリーニングを!

 

しかし、室外機のお掃除は具体的にどのように行えばいいのでしょうか?

残念ながら、室外機はデリケートな機械ですので、実際にお掃除するとなると大変難しい作業となります。

外に設置してあるものなので水をバシャバシャかけながら洗いたいところではありますが、前述のとおり室外機には電子部品がたくさん使われています。

基板などを誤って濡らしてしまうと正常に作動しなくなる危険性がありますので、室外機の水洗いはおススメいたしません。

 

また、室外機を動かすと、冷媒ガス管が外れたり破損したりして、充填されているガスが抜けてしまうことがあります。

古い室外機は特に注意が必要です。冷媒ガス管も劣化している可能性が大ですので、下手に動かすとガス管がぽっきりと折れてしまうことも。

冷媒ガスが抜けると、エアコンは空調能力を失います。そうなると、室内ユニットはただ空気をかき混ぜるだけの機械になってしまいます。

 

これらのリスクを未然に回避するためにも、室外機のお掃除はぜひプロにおまかせください。

おそうじ革命では、創業以来数万件の施工実績で積み上げたノウハウを基に、安全かつ高品質の室外機クリーニングを提供させていただいております。

また、万が一故障してしまった場合の損害賠償保険も充実しておりますので、安心してご依頼くださいませ!

 

 

それではまた!

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