ふすまの敷居にホコリが溜まらない対策を!
日頃のお掃除で汚れを落としにくい場所といえば、窓のサッシやふすまの敷居ではないでしょうか。
窓のサッシやレールは丈夫な素材でできているため、強めの洗剤でゴシゴシと擦ればキレイになりますが、敷居など木材でできている場所を同じような方法で掃除するのは、傷を残しそうで手が出しにくいものです。
そこで、手軽にできるお掃除方法などをご紹介します。
ふすまや敷居の日常のお手入れ方法
和室などにあるふすまや敷居は週に1回程度、ホコリを取るようにしましょう。
ふすまの場合ははたきなどで全体的にホコリを落とし、周辺を掃除機でキレイにします。
敷居のホコリは爪楊枝や竹串といったものでホコリをかき出し、掃除機でキレイにします。
また輪ゴムを敷居とふすまの間にはさみ、何度かスライドさせることでホコリをかき出したり輪ゴムに汚れを吸着させることができます。
しつこい汚れを落とすには
敷居は木材でできていることが多いため、カビなどのしつこい汚れがついてしまっていることがあります。
そういった場合には、ある程度の労力が必要になってきます。
中性洗剤を使用して拭き掃除をしたあと、乾くのを待ってから油を塗るなどの作業が必要になります。
油を塗るときはキッチンタオルなどに染み込ませてから、敷居を拭き掃除するように塗っていきます。
ささくれが目立つ場合には、細目のサンドペーパーで軽く磨くと良いでしょう。
洗剤を使いたくない人は、メラミンスポンジがオススメです。
メラミンスポンジに水分を軽く含ませてから拭き掃除をすると、驚くほど汚れが落ちていきます。
最近では100円ショップでも購入できるようになっています。
大掛かりな掃除をする場合は
大掛かりな掃除をするときは、ふすまを外す前に一度はたきでホコリを落としましょう。
そうしないと、ふすまについているホコリが宙に舞ってしまうので、余計な時間を取られることになります。
ふすまを外した後で敷居を掃除するときは、先に触れたように中性洗剤を使用するかメラミンスポンジを使用して磨いていきましょう。
経年により木材の色も変化していますので、その色が気に入らないという人は、荒目のサンドペーパーで敷居を磨いていくと表面が削られていくので新たな木目が出てきます。
ただし、下手に粗めのサンドペーパーをかけると敷居が歪んでしまう可能性もありますので、慎重に行なうように注意してください。
サンドペーパーをかけた後はニスなどを塗ってツヤ出しをしておきましょう。
ニスを塗ることで、汚れを吸着させにくくなります。
日ごろから小まめに掃除をすることで、汚れは溜まりにくくなります。
大変かもしれませんが、せっかくの和室をキレイな状態でキープしましょう!