公開日:2019/12/11

更新日:2025/12/08

揚げ物などで残ってしまった廃油。
流して捨てるのは環境に悪いし、ゴミとして捨てるのも面倒くさいと感じている方も多いでしょう。

そこで、廃油を活用する方法を紹介します。
エコにもなるので一石二鳥です。


廃油とは?

廃油とは、揚げ物などで使用した、使用済みの茶色くなった食用油のことです。
普段なら、排水口に流していたり、燃えるゴミとして捨てていたりするのが一般的でしょう。
しかし、これでは環境に悪影響です。
そこで、環境に優しく、エコ生活にも活用できる廃油石鹼を紹介します。


廃油石鹼とは?

廃油石鹸とは廃油を使って作る石鹸のことです。
廃油に水と苛性ソーダをまぜることによって、自然環境にも優しい石鹸に生まれ変わります。
廃油石鹼は合成洗剤を含まないため、環境にも肌にも優しい石鹸とも言われています。
ゴミも減らせることができるため効果は一石二鳥です。


自宅でできる簡単な作り方

用意するのは、廃油600cc、水200cc、苛性ソーダ80gです。
さらに、1.5Lのペットボトルと牛乳パックも準備しましょう。苛性ソーダは劇薬です。
タンパク質を溶かす性質があるため、直接触れないように注意してください。
ゴム手袋、ゴーグルなどをして丁寧に取り扱いましょう。

まずペットボトルの中に水を入れ、その後に苛性ソーダを入れます。
苛性ソーダはじょうごなどを使うとこぼさずに入れることができます。

水と苛性ソーダは混ざると高温になります。
水をはったボウルにペットボトルを入れながら作業すると安心です。
ある程度苛性ソーダの温度が冷めたら、廃油を加えます。
そしてペットボトルをよく振って、白っぽく、とろみが出てきたら出来上がりです。

次に、出来上がった液体を牛乳パックに入れ替えます。
夏なら3日、冬から1週間くらいそのまま置いておきます。
固まったら、使いやすい大きさにカットします。

この時点でも直接手で触るのは危険です。
手袋をしながら作業しましょう。
風通しの良い場所に一か月くらい置いたら出来上がりです。


廃油石鹸の特徴

家庭から出る廃油と言えば、「キャノーラ油」「紅花油」「コーン油」などが一般的です。

そのため、通常の市販の石鹸のように硬く固まらず、溶けやすい石鹸になることが多いです。

そのため、液体石鹸にすると使いやすくなります。


廃油石鹸の使い方

廃油には過酸化脂質が多く含まれるため、肌にはあまり良くないという話もあります。
皮膚の炎症や色素沈着の可能性もあります。

そのため、体や顔に使うのではなく食器洗いや掃除などに使うと良いでしょう。
ただ合成洗剤を含まないため、冬場の乾燥している時期に掃除で使っても手荒れなどにも優しい石鹸と言えるでしょう。

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この記事を書いた人

おそうじ革命編集部

おそうじ革命編集部は、「世界中をKIREIに。」を合言葉に、暮らしや事業空間の“困った”を解決する事例を取材・編集するチームです。お掃除に関するあらゆる情報を、正確でわかりやすく発信してまいります。

監修:福井 智明

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