浴室の鏡が白くなってしまった場合はどうしたらよいの?
こんにちは。おそうじ革命 埼玉朝霞店の岩崎慎司です。
1月に入り一段と寒くなりましたね。都心部での大雪はまいりました。電車の運転見合わせ、道路の渋滞、事故と全ての交通手段がストップしました。また、毎年の恒例行事のようですが、インフルエンザが大流行しています。手洗い、うがいで感染を未然に防ぎましょう!
さてさて、こう寒くなると体の芯まで温める入浴が欠かせません。普段はシャワーだけで済ませている方が入浴するとあることが気になってくるようです。
それは鏡です。ゆっくり湯船につかっていると浴室内全体を見渡すのですね。
この時期によくある質問が「鏡が白くなってしまった場合はどうしたらよいのですか??」
一番は浴室の鏡が白くならないように、普段から水気をふき取ることです。
しかし、ここでの質問は「白くなってしまった場合・・・」です。
それでは説明していきましょう!
■そもそも、鏡の白い汚れって何なの?
家庭の水道水に含まれているミネラル分なのです。
浴室を利用して、室内を濡らしてそのままにしていると鏡や浴槽、壁にミネラル分が石となって固まってしまうのです。
また、一度ミネラル分が石の固まりになってしまうと、ただスポンジでこする程度では落とすことができません。そして、月日が経つと鏡などのついたミネラル分の石にシャワーなどで使用した水が流れるのを妨げるようになり、気が付くと全体的に広がってしまっているのです。
その状態が下の画像のような鏡の白い汚れです。
■ではこの白い汚れを落としていきましょう!
まず、ミネラル分の石はアルカリ性ということを覚えておいて下さい。
アルカリ性の汚れには酸性の薬剤が効果的です。アルカリ性の汚れ(ここではミネラル分の石ですね)に酸性の薬剤を使用すると固体となった汚れが柔らかくなります。尚、酸性薬剤のも強さがあります。強い薬剤は固体となった汚れを柔らかくするのではなく、溶かす効果があります。この強い薬剤を使用すると浴室内の素材そのものを痛めてしまう可能性がありますので、強い薬剤はお勧めできません。
ここでお勧めなのが“クエン酸”です。よく粉状で販売していますね。ここでは粉状のまま使用せずに、水で溶かして使用します。
酸性薬剤を汚れているところに満遍なく吹きかけて行きます。そして、吹きかけた上からラップをはり、30分~1時間の漬け置きをします。(その汚れ状況によって漬け置き時間は変わります)
漬け置きして、汚れ自体が柔らかくなったところで、スポンジとクレンザー(研磨剤)でこすり落としていきます。この流れを一度行っても、落としきれないことがよくあります。
その場合、上記の工程を繰り返していきます。ただ、2~3回繰り返すと3~4時間はかかることになります。それでも落としきれない場合は、この工程を数日間行います。
・・・結構大変な作業工程なのです。
こんなに大変であれば、毎日水を着る習慣をつけた方が良いと感じますよね。ただ、鏡の白い汚れの成分ミネラルは水道水に含まれていると冒頭でご説明したと思います。水道水の水質は、地域によって異なり、ミネラル分が多い水質の地域はどうしても汚れが付着しやすくなってしまうのです。これは困った問題です。
こう考えると、白く汚れてしまった鏡の汚れはプロにお任せするのが一番ではないかと思うのです。私たち「おそうじ革命」であれば約1時間で奇麗にします。汚れ状況によりますが平均してこのくらいです。
何が違うのか?それは、全てが違います。「プロが使用する薬剤・道具・そして技術」です。
薬剤は酸性の弱いものから強いものまで汚れ状況に合わせて使い分けができるように揃えています。また、道具のスポンジに関しては研磨を意識した微粒子入りのものを使用するのです。この薬剤、道具が揃い、私たちの腕の見せ所です。
素材を確認して、決して傷をつけることがない様に力加減を調整します。基本的に手作業で奇麗にしていきますので、素材を傷めることはありませんのでご安心ください。
汚れ具合のよって、薬剤を調整し、薬剤の力で汚れを柔らかくしたり、溶かしたりしながら確実に落していきます。
約1時間で落としたのが下の画像です。
この仕上がりを見て頂けると「こんなに奇麗になるんですね!?」と99%のお客様のリアクションです。この瞬間の達成感はたまりません。
今回は「鏡の白い汚れ」の落とし方でした。汚れにはアルカリ成分、酸性成分などの汚れがあり、この成分に合わせて薬剤を使い分けて奇麗にしていきます。
こうすることによって、丁寧に、素早く、素材を傷めずに奇麗になります。これが私たち「汚れと戦うプロ集団」なのです。
日々、お客様のお困りの汚れと戦っています。気になる汚れがありましたらお気軽にご相談下さい。