エアコンのカビが病気を引き起こす!?エアコンのカビ対策掃除法について解説します!
更新日:2023年09月27日 エアコンクリーニング
暑い時期にはとどうしても使用頻度が増えてくるエアコン。
さてエアコンは使う度に汚れていき、汚れが酷くなるとそこから発生する臭いが人体に悪影響を及ぼす事があります。
このエアコンの臭いの脅威、またその解消法についてご紹介していきます。
エアコンが臭う原因を把握する
エアコンの臭いの正体はエアコン内に溜まったホコリ・カビ・タバコの煙などの汚れです。
エアコンは室内の空気を一度機器内に吸い込み、その後冷気として吐き出すという循環構造となっています。
この為部屋が汚れていると、吸い込みの際にホコリなどがエアコン内部に蓄積され汚れとなります。
その後エアコンを付けた際に、エアコン内部で水と汚れが混じり合い、汚れた冷気として室内に放たれます。
これがエアコンを付けると室内が臭くなる原因です。
エアコンの臭いが及ぼす影響とは?
エアコンの臭いで特に注意したいのが、エアコン内に溜まったカビから出る臭いです。
カビの臭いを吸い続けると軽度な場合はだるさ・じんましん・喉の痛み・発熱などの風邪に似たアレルギー症状を患う場合があります。
また最悪の場合は、がんや肝臓・腎臓障害の原因となる事もあるので注意が必要です。
またエアコン内に残った「タバコの煙」も危険です。
「受動喫煙」という言葉で知られている通り、タバコの煙は吐き出された後の煙でもがんの促進など人体へ悪影響を与えます。
これは吐き出された直後の煙だけでなく、エアコン内に染み付いて残ったタバコの煙の臭いであっても同じですので注意が必要です。
この2点は特に注意したいところですが、これ以外のケースで悪臭を発するというのは雑菌などが溜まっている証拠ですので、吸い続けると人体へ何らかの悪影響を及ぼす可能性があります。
エアコンの臭いの解消法について
エアコンの臭いを解消するには臭いの元となっている汚れを洗浄する事が第一です。
以下にエアコン洗浄の方法をご紹介していきます。
・フィルターの洗浄
フィルターはエアコン全面のパネルを開けると確認でます。
フィルターは取り外しが可能ですので、洗浄する場合は一度取り外しフィルター表面に掃除機をかけましょう。
汚れが酷い場合は水に漬けたり洗浄剤でクリーニングするのが良いでしょう。
・吹き出し口の洗浄
エアコン下部の吹き出し口にも汚れが溜まっています。
吹き出し口はやや雑巾などで拭きにくいため、ブラシなどで汚れを落としていくのが効果的です。
手前部分だけでなく奥に見えるファン部分の汚れなどもしっかりと落としておきましょう。
・内部の洗浄
エアコンを使い続けていたり部屋の汚れが酷い場合は、エアコン内部(冷却ファンなど)にも汚れが溜まってしまう事があります。
エアコン内部は表面のパーツを外せば確認できます。
手の届く箇所は掃除機やブラシなどで汚れを落としていくのが良いでしょう。
手の届かない箇所や目えない箇所を洗浄する場合は、エアコンクリーニング業者に依頼する事をおすすめします。
洗浄スプレーでエアコン内部を洗浄する方法もありますが、スプレーの成分と汚れが混じり臭いが悪化してしまう事もありますので、確実に行うのであれば業者に依頼する事をおすすめします。
この様にエアコンの臭いというのは不快な思いをするだけでなく、放っておくと徐々に健康を害します。
夏場などでエアコンを酷使している、臭いが気になってきたという場合は定期的に汚れの洗浄をする事をおすすめします。