どうにかしたいニオイ! エアコンのヤニ汚れの掃除方法
更新日:2020年10月22日 エアコンクリーニング

室内で喫煙をする方がいる場合、エアコンを使用するとタバコのニオイが気になります。
これは、エアコンが室内の空気を取り込み、適温となった空気を室内に送り出す仕組みとなっているため、エアコンを通して室内の空気が循環してしまうから。
でも、エアコンのヤニ汚れは掃除で軽減することができます。
今回はその掃除方法をご紹介します。
エアコンから出てくるタバコのニオイはヤニが原因
室内で喫煙をしている時だけではなく、喫煙をしていない時でもエアコンからタバコのニオイがするのは、エアコンのフィルターにタバコのヤニが付着しているからです。
タバコのヤニは植物性油脂で粘着力があるので、一旦フィルターに付着してしまうと取れにくいという特徴を持ちます。
また、タバコのヤニはタールとも呼ばれており、タバコに含まれている何種類もの化合物が含まれており身体にとって有害な物質です。
エアコンの中にこのような有害なものが付着したままでいると、空気の質にも悪影響を与えてしまうことがあるので、掃除でヤニ汚れを除去することが大切です。
タバコのヤニ汚れを掃除で除去する方法

エアコンの内部で取り外すことができて、しっかりと掃除をすることができる部分がフィルター。
ますは、フィルター取り外してヤニ汚れをアルカリ性の洗剤で洗いましょう。
ヤニは油性なので、アルカリ性の洗剤を使用することでしっかりと掃除をすることができます。
アルカリ性の洗剤には、重曹やオレンジオイルが配合された洗剤などがあります。
エアコンは空気を循環させる性質を持つため、できるだけ化学薬品などを含まない自然由来の成分を含む洗剤を使用する方が安心です。
重曹を使用する場合は、フィルターをつけることができる大きさの容器に40℃~45℃くらいのお湯を張って重曹を溶かします。
そこに、フィルターをつけておいてヤニ汚れが浮いてきたら洗い流してください。
汚れが酷くなかなか取れないような場合には、重曹の濃度を濃くしたお湯をスプレータイプの容器に入れて、ヤニ汚れが気になる部分に拭きつけスポンジやブラシを使って汚れを取りましょう。
このようにフィルターのヤニ汚れは自宅で掃除をすることができますが、エアコンの内部にヤニ汚れが付着している場合は掃除が難しいことから、掃除のプロに相談することをおすすめします。
ヤニは嫌なニオイを発するだけでなく身体にとって有害な物質であるため、ヤニ汚れが酷くならないうちに掃除をして、キレイな空気を体に入れるようにしましょう。